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朝 京太郎「っ…良く寝た。あれシロも起きてたのか?」 白望「うん…さっき起きた」 京太郎「そうか。とりあえず準備したら朝御飯だな」 白望「うん」 京太郎「……なんかあったのかシロ?」 白望「なんで?」 京太郎「幸せそうだから…」 白望「幸せだよ?」首を傾げて 京太郎「ああ、もうそうじゃなくて」 白望「京太郎は幸せじゃないの?」 京太郎「えっ?いや、その…幸せだけど」 白望「同じ」 京太郎「なんか違うんだけどな…」 白望「京太郎」 京太郎「なんだ?」 白望「…おんぶ」 京太郎「…いつものシロだな」 昼1. 京太郎「どうするんだ?」 白望「……」 白望「観光しよう…怠いけど」 京太郎「どこにいくんだ?」 白望「任せる」 京太郎「やっぱりか」 京太郎「ラベンダーでも見に行ってみるか」 白望「うん」 ラベンダー畑 京太郎「綺麗だな…」 白望「そうだね」おんぶ 京太郎「香りもいいし丁度良い時期にきたな」 白望「うん…」 京太郎「売店でお弁当を買って来るからちょっと待っててくれ」 白望「鮭弁当がいい」 京太郎「了解」 ーーーーーーーー 売店 京太郎「鮭弁当と…あれでもシロが鮭食べるって俺が食べさせるんじゃないか?」 爽「気分転換にこうしてくるのも悪くない」 京太郎「俺は幕の内弁当にしておこうかな…」手を伸ばして 爽「お弁当…これでいいか」手を伸ばして ピト… 京太郎「あっ、すいません」 爽「いや此方も…岩手の魔王須賀京太郎!」 京太郎「えっ?」 爽「試合観たよ。能力を抑えてあの実力…打ってみたいと思った」 京太郎「は、はぁ…」 爽「だか今日はリフレッシュの為に麻雀は打てないんだ。残念だ。それじゃあ全国でまた会おう」キリッ スタスタ… 京太郎「な、なんだったんだ?」 白望「どうかしたの?」 京太郎「いや、変な人に絡まれてな」 白望「女?」 京太郎「おお、そうだ。なんかこう天然だった」 白望「可愛かった?」 京太郎「特に。マシンガントークだったからそんな事を思わなかった」 白望「大変だったね」 京太郎「ああ。とりあえず飯にするか」 白望「うん」 京太郎「ところで鮭は俺がむくのか?」 白望「もちろん」 京太郎「だよなー」 夜 京太郎「札幌に帰ってくるのに大分と時間がかかったな」 白望「…昼寝したからしかたない」 京太郎「そうだな」 京太郎「お土産を買って明日の朝に岩手に戻るか」 白望「何を買うの?」 京太郎「白い恋人とかかな」 白望「センスない」 京太郎「うっ…なら生キャラメルとかはどうだ?」 白望「マシになった」 京太郎「手厳しいな」 白望「普通だよ」 ーーーーーーー お土産屋 京太郎「シロにも何か買うか…ついでに俺のも」 白望「何を買ったの?」 京太郎「生キャラメルです」 白望「……」ジト目 京太郎「ま、待てシロにはこれだ」ブレスレットをみせて 白望「…ありがとう」カァァ 京太郎「どういたしまして」 ホテル 白望「一緒に寝る」 京太郎「いや駄目だろ」 白望「……」 京太郎「…襲われたらどうする」 白望「信じてる」 京太郎「都合の良い言葉だ…はぁ、俺の負けだよ」 白望「ありがとう」ニコ 京太郎「本当に知らないからな!」 深夜 白望「京太郎…」小声 京太郎「……zzz」 白望「寝てる…ならいいよね?」 ギュ…抱きしめて 白望「暖かい…」 京太郎「…zzz」 白望「皆には悪いけど…私はもう決めた」 白望「京太郎と居る」 朝 京太郎「……シロが抱きついてて動けない」 白望「…zzz」 京太郎「シロー、起きろー」 白望「うん…おはよう」 京太郎「ああ、おはよう。離してくれると助かるんだが」 白望「…うん」 ギュウ…強くなり 白望「zzz」二度寝 京太郎「寝るな、起きろー」 白望「うるさい」 京太郎「……ごめん」 昼 空港 京太郎「なんだかすぐだったな」 白望「…うん」 京太郎「…また行こうな」 白望「うん」 京太郎「また二人でな」 白望「えっ?」 京太郎「いやだったか?」 白望「そんな事ない」 京太郎「よかった」 マホと衣 衣「見つけた」 マホ「ほぇ?」 衣「義兄様は衣の義兄様なんだぞ!」 マホ「義兄様?京お兄ちゃんの事ですか?」 衣「そうだ!」 マホ「京お兄ちゃんはマホのお兄ちゃんです!」 衣「衣のだ!」 マホ「マホのです!」 衣「…それなら麻雀を決着をつけよう」メラメラ マホ「いいですよ…負けませんから」メラメラ 衣「ちょこざいな…格の差を教えてやろう!」 マホ「マホが勝つんです!」 ーーーーー 衣「なかなかやるようだな」 マホ「そっちも流石、天江さんです」 衣「衣の事を知ってるのか?」 マホ「はい!去年の試合を観てました!尊敬してます!」 衣「そ、そうか…なら特別に衣お姉ちゃんと呼ぶ事を許してやろう!」 マホ「いいんですか?」 衣「ああ、それなら義兄様は皆の義兄様だ」 マホ「か、賢いですね!」 衣「衣はお姉ちゃんだからな!」えっへん マホと美穂子 美穂子「それで京太郎はなんて言ってたの?」 マホ「自分はゲスなんだって」 美穂子「…マホちゃんはどう思ったのかしら?」 マホ「…その時は嫌いでした。でも今は嘘だって思ってます」 美穂子「何故かしら?」 マホ「悲しそうな顔でした。マホが馬鹿だったからお兄ちゃんは困ったんです」 美穂子「…そこまでわかってるなら私は何も言わないわ」 マホ「ダメです…マホは貴女に聞きたい事があるんです」 美穂子「私に?」 マホ「お兄ちゃんは何故、二番目に貴女に話したんですか?」 美穂子「えっ?」 マホ「マホ知ってるんです。美穂子さんはお兄ちゃんの過去を知ってる事を」 美穂子「……」 マホ「教えてくれますか?」 夜 京太郎「帰ってきたぞ、我が家に……マホは明日か…帰ってきてくれるかな?」 カピー「パカパカ(夢屋にあったらしいな」 京太郎「夢屋?あのキグルミの事か?」 カピー「パカパカ(ああ。夢を差し出さなかったと聞いて驚いた。悪夢と引き換えに幸運を貰えたのだぞ?何故しなかった?」 京太郎「悪夢の定義がわからなかったのと悪夢でも夢だからな。ヒトにはやれないさ」 カピー「パカパカ(主らしいな」 京太郎「変な石を手に入れたから鑑定してもらっていいか?」石を見せて カピー「パカパカ(どうしてそう面倒な物を手に入れてくるんだ」 カピー「パカパカ(これは輝石だな」 京太郎「輝石?」 カピー「パカパカ(DFの力を感じるがまあ害はないだろう。一回ぐらいなら良い事を起こしてくれる代物だな」 京太郎「なんだそれ」 朝 京太郎「……なんか変な夢をみたきがする」 カピー「パカパカ(朝から変な顔をして何かみたのか?」 京太郎「いや、夢を視てた気がするんだけど内容を覚えてないんだ」 カピー「パカパカ(夢……ヒースクリフの夢か。全く輝石などを買ってくるからだ」 京太郎「ヒースクリフって誰だ?」 カピー「パカパカ(知らなくて良い事だ」 京太郎「この前も聞いたけど鍵ってどんな意味があるんだ?」 カピー「パカパカ(お願いしにきたのか質問をしにきたのかどっちだ。はっきりしろ」 京太郎「すまん、ならまた剣に力をいれてくれるか?」 カピー「パカパカ(……刺されるぞ?」 京太郎「大丈夫だろ」 カピー「パカパカ(まあいいがな。個人的には鏡の方が便利だとは思うんだがな」 昼1 京太郎「どうしたものかな」 京太郎「咲にメールしてみるか」 From 宮永咲 久しぶりだね京ちゃん。 元気にしてた? 京太郎「元気にしてるぞっと…そっちはどうだ」 From 宮永咲 さっきまで合宿だったんだよ…そういえばマホちゃんに告白されたんだってね。 京太郎「…何で知ってるんだ?」 From 宮永咲 マホちゃんが皆に相談してたよ。 京太郎「……まじか」 From 宮永咲 本当だよ。全部話してた。 私は京ちゃんのした事は正しいと思うよ。マホちゃんの事が大切なんだね。 京太郎「大切ってか…その一人ぼっちは寂しいと思うからな」 From 宮永咲 京ちゃんらしいね。また全国で会おう。 京太郎「おう。全国でなっと…」 昼2. 京太郎「……眠いな」 京太郎「昼寝でもするか…」 男「化物め…なんでこんな奴を預からないといけないんだ」 男の子「……」虐待されていて 女「そうよ…須賀か何かは知らないけどあの子の為になるとは思えないわ」 男「一ヶ月の我慢だ。それで金が貰えるからな。そうしたら断ってこのガキをさっさと追い出せばいい」 男の子「……てやる」 女「えっ?」 男「今なんて言った?」 男の子「呪ってやる」 女「な、何を言ってるの気味が悪い」 男の子「お前達なんて呪ってやる」 男「黙れ!」 ドン…突き飛ばし 男の子「っ!……!」痛みに耐えて 男「お前にそんな力があるわけないだろ!呪われた血が!だからお前の家族も皆殺しに…ヒッ!」 男の子「……なんて言った?」 女「な、なんなのよ!」後退り 男の子「…呪ってやる。のよりお姉ちゃん以外のこの家の人を全員呪ってやる」レイプ目で立ち上がり ガタガタ…物音がし始めて 男「な、なんなんだよ!お前はなんなんだよ!」 男の子「……お前達なんて死んでしまえばいいんだ」 ーーーーーーー バッ… 京太郎「ハァハァ…な、なんだ今の夢…」汗を大量にかき 夕方 京太郎「…胸糞悪い夢だったな」 ガチャ… マホ「ただいまです!」 京太郎「た、タイミングが悪いな…」 スタスタ…ガラ…ドアを開けて マホ「京お兄ちゃん、マホ決めました!」 京太郎「な、何を決めたんだ?」 マホ「お兄ちゃんをマホの魅力でメロメロにします!」 京太郎「はっ?」 マホ「そして二年後にお兄ちゃんと結婚するんです!」 京太郎「な、何を言ってるんだ?」 マホ「マホのショーライ設計です!」 京太郎「…なんでそうなった」 マホ「合宿でそうなったんです!」 京太郎「が、合宿で何があったんだ」 夜 京太郎「マホはどうしてああなった」 京太郎「アイテムはどうしようかな」 マホ「頑張ります!」 京太郎「ち、近いぞ?」 マホ「そうですか?」膝に座っており 京太郎「いや、別にいいぞ」 京太郎「今日はこれを使って教えよう」 マホ「なんですこの本?」 京太郎「健夜義姉さんの書いた最高の麻雀の参考書だ」 マホ「難しいそうです…」 京太郎「できるだけ優しく教えるから大丈夫だ…多分」 マホ「が、頑張ります!」 就寝前判定 京太郎「一緒に寝るのか?」 マホ「駄目ですか?」涙目 京太郎「…手は出さないからな」 マホ「合宿の人が教えてくれました。そう言ってくれたら意識してるんですよね!」ニコニコ 京太郎(合宿で何を学んできたんだ!) ーーーーーーー 朝 京太郎「…腕まくらにされてる」 京太郎「朝御飯を作るか…」 ノソノソ… カピー「パカパカ(タジタジだな」 京太郎「年をとった気分だ…冗談だけどな」 カピー「パカパカ(ふん…義姉に言ったら耐久麻雀だな」 京太郎「ね、義姉さんはいないから大丈夫だ」ブルブル カピー「パカパカ(震えるなら言うなよ」 昼1. 京太郎「…言葉には気をつけないとな」 京太郎「部活に行かないとな…マホは連れて行くのは…まあ、今回はやめておくか」 ーーーーーーー 部室 京太郎「こんにちわー」 エイスリン「ヒサシブリ!」 豊音「本当に久しぶりだよー」 白望「ダルい…」ぐだぁ 胡桃「生キャラメル持ってきたの?」 塞「じゃあ私はお茶いれるね」 京太郎「…なんでこんなピリピリしてるんだ?」 豊音「二人で黙って旅行に行くからだよ」 京太郎「えっ?」 塞「私達聞いてなかったんだけどな…」 京太郎「し、シロ言ってなかったのか?」 白望「忘れてた…」 京太郎「…」ダラダラ エイスリン「オハナシダヨ!」 京太郎「は、はい」 白望「疲れた…ダルい…」 京太郎「いやまあ、黙ってた俺達が悪いからな」 白望「そうだね…前みたいに槍の事を教えて」 京太郎「お、おう。任せろ」 京太郎(なんでやる気があるんだ…) 帰り道 塞「シロと旅行どうだったの?」 京太郎「楽しかったぞ。野球観たりしたしな…シロは寝てたけどな」 塞「…他には何もしなかったの?」 京太郎「とくになにも…あっ、ラベンダー畑で変な人に絡まれたな」 塞「そんなことじゃなくて…その…シロとキスとかしたの?」 京太郎「そんな事はしてない」 塞「そ、それだったらいいや…」 塞「…私とも行ってくれる?」 京太郎「…なあ塞…俺はそんなに良い奴じゃないんだぞ」 塞「迷ってるって事は皆知ってるよ」 京太郎「それなら普通…」 塞「それでも私達は京太郎と居るんだよ」 京太郎「……重いな」 塞「うん。そうしないと何処かに言っちゃうからね、京太郎は」 京太郎「なんだそれ」 塞「経験だよ、経験」ニコ 夜 京太郎「…ふぅ…」 京太郎「この薬は不味いよな…」 京太郎「まあ、カピーの薬だから大丈夫だろ」 ガチャ…バタン… カピー「パカパカ(使い方には気をつけろと言ったんだがな。あの薬は危険だと…」 「今日はこの薬を飲んでくれ」 お兄ちゃんがそう言って私に渡した薬を飲む。 身体が熱い…お腹が熱い…駄目って言われたのに欲しくなる 「お、お兄ちゃん…」 「ど、どうしたんだ?」 お兄ちゃんが私に駆け寄ってきてくれる。 お兄ちゃんのせいで…お兄ちゃんのせいだから許してくれるよね? ドン…バタ… お兄ちゃんを押し倒して床でマウントをとる。 「マホ、こんな事はしたら駄目ってあの時に言っただろ」 お兄ちゃんが何が言っているが気にしない。私はお兄ちゃんとSEXするんです。 「知らないです…お兄ちゃんが変な薬を盛るからいけないんです…マホ…もう我慢できないですよ」 お兄ちゃんの顔が歪む。そんな顔をしなくていいのに…マホが気持ち良くしてあげるから安心してね。 「マホ…俺が…っ!」 うるさいので口で塞ぐ。Hなおとがなるけどそれ以上にお兄ちゃんの口が美味しい。お兄ちゃんの舌とマホの舌を絡める。息がしにくいけど別にいい。マホはお兄ちゃんとこうなりたかったんだから 「ぷはぁ…マホ…難しい事は解らないけど…一つだけ解ります。お兄ちゃんはマホを抱きたいって事が」 そう言いながらお兄ちゃんのおちんちんをズボンの上から触る。 「そんな事はない…ハァハァ…」 お兄ちゃんはそんな事を言ってるけどそんな事はない。ズボンの上からでもわかるぐらいに大きくなっている。 「嘘は駄目って京お兄ちゃんが言ってたんですよ?」 私は腰を浮かしてズボンごとパンツをずらす。マホの大事な所はもうぐちょぐちょに濡れていた。 「ほら、マホの大事な所はこんなに濡れてるんですよ?」 右手でお兄ちゃんのズボンの中にいれておちんちんに触り、左手を床につきお兄ちゃんによく見えるようにする。 「マホを抱いてはくれないんですか?こんなにお兄ちゃんが欲しいのに…マホを孕ましてください」 「……知らないからな…皆敵になるんだぞ」 皆が敵?…それでもお兄ちゃんが居てくれるならマホはそれでいい…マホはお兄ちゃんが居たら何も怖くない 「マホはお兄ちゃんが居たらそれでいいです…だってマホはお兄ちゃんが大好きですから」 マホはそう言っもう一度キスをした。 後日談 アナウンサー「決まった!須賀マホ三年連続全国区優勝!歴史は繰り返される!夫の須賀京太郎が男子で築き上げた大記録を女子で築きました!大魔王の嫁は大魔王だったー!」 健夜「はやく須賀選手にはプロにきて欲しいんだけどね」 アナウンサー「やはり対局してみたいですか?」 健夜「はい。是非、戒能プロや私をはじめ色々な人が彼女との対戦を望んでいますから」ゴゴゴゴ… アナウンサー「そうですか…私もその試合を是非見てみたいものですね。おっと…須賀選手のインタビューが始まりそうです」 アナウンサー女「実況席、実況席、今から須賀マホ選手のインタビューを始めたいと思います。須賀選手、三年連続全国優勝おめでとうございます。この気持ちを誰に伝えたいですか?」 マホ「応援してくださった、学校の後援会の方々や部活の仲間に伝えたいです」 アナウンサー女「須賀プロにではないんですか?」 マホ「旦…須賀プロには勝ってくるといいましたから今日の晩にでもご褒美を貰う予定です」ニコ アナウンサー女「そ、それはもしかして赤ちゃん…という事ですか?」 マホ「さぁ?公式でのコメントは控えさしてもらいます。ただ、私も女だって事だけいわしてもらいます」 アナウンサー女「そうですか。十ヶ月後に朗報が聞ける事を楽しみにしています。最後にTVの前の人に一言お願いします」 マホ「では…プロの皆様方おまたせしてすいません。旦那に手を出した事を踏まえてきっちり勝ちに行くので楽しみにしててくださいね。マホは五年前から勝者ですけどね」ニコ ニュース番組 アナウンサー「全国各地で異常気象が多発しています。東京では竜巻が、長野では夏なのに雪が降ったそうです。鹿児島では謎の嵐が起きているらしく、情報が入り次第お伝えして行きます」 END 京太郎「マホ、なんでこんなに強くなったんだ?」 マホ「えっ?そうですか?」 京太郎「ああ、ミスをしないし牌効率が良くなってる」 マホ「京お兄ちゃんのおかげかな?」首を傾げて 京太郎「いや、多分なんかがあったんだと思うんだがな…」 七月26日 水曜日 朝 京太郎「……マホがエロくみえる」 カピー「パカパカ(ロリコン、どうした?」 京太郎「待て、カピー。手は出してない、しんじてくれ!」 カピー「パカパカ(ふん…隷属さしておいてそれはないだろう。主はロリコンだったとは予想外だがな」 京太郎「ロリコンじゃない…はずなんだ。ただマホが急にエロいんだ…どうしてこうなった」 京太郎「これからの起きる一番近いアクシデントの対策を教えてくれ」 カピー「パカパカ(賢い質問に見えるがそれは神託の部類…今は神託はしていないから仕方ないか。一度しか言わないから良く聞いておけ」 京太郎「はい」 カピー「パカパカ(金糸雀は一人で岩手に来るがその後を妲己が追って来るだろう。金糸雀はその時には岩手には居ないが妲己は気付く。金糸雀が何を思ったのかを。女とは怖いが全ては男の為だ。回避するなら鎖で繋げ。妲己もそれを望むだろう。壊した責任はとるべきだ。まあ、重荷にならなければいいがな」 京太郎「全く意味が解らないんだが…」 カピー「パカパカ(終わりはもう見え始めている。主にも決断しなければならない時がくる。思考を止めるな」 京太郎「わかったよ…考えればいいんだろ」 カピー「パカパカ(そうだ。それでいい」 昼1. 京太郎「金糸雀…妲己…さっぱり解らん」 部活 京太郎「今日も皆居るな…どうしようか」 胡桃「今日は槍を教えて欲しいかな」 京太郎「槍ですか…感覚を伝えるだけなんで分かりにくいですよ?」 胡桃「多分、大丈夫だよ」 ーーーーーー 昼2. 京太郎「まだ何かできるな」 白望「もうすぐできそうだから教えて」 京太郎「そうか。ならちょっと頑張るか」 白望「うん」 ーーーーーー 白望「……」 京太郎「イメージができないのか?」 白望「うん…」 京太郎「難しいよな、急に槍のイメージって言われても…」 白望「手を握ってて」 京太郎「えっ?」 白望「たぶんそれでできるから」 京太郎「わかった…」 ギュ… 白望「ありがとう」ニコ 京太郎「槍の為だから仕方ないさ」照れ隠し 白望(私と京太郎の槍…) ドクン… ??「開闢の力を贄に我を求めるか…良かろう。ただの雑種ではないのであろう。我が力を授けよう」 白望「えっ?」 京太郎「どうかしたのか?」 白望「…なんでもない」 白望(へんなのができた……まあいいか。ダルい) 帰り道 京太郎「そういえば女子だけで合宿に行くんだろ?」 塞「うん。京太郎が丁度、東京に家族旅行の時にね」 京太郎「コーチにプロを呼ぶって聞いたけど誰が来るんだ?」 塞「確か三尋木プロと野依プロだったはず」 京太郎「火力と防御か…両方とも知り合いだけど強いから羨ましいな」 塞「京太郎は戒能プロと小鍛冶プロと骨休めしないと駄目だよ。プロのお二人にはお世話になってるんだから」 京太郎「わかってるよ」 塞「それとあんまり単独行動はしたら駄目だよ」 京太郎「なんでだ?」 塞「京太郎はモテるから」 京太郎「…からかわれた?」 塞「本当だよ」 京太郎「そんな事ないと…言えないわな。まあ、知り合い会うくらいしかないから大丈夫だろ」 塞「それだといいんだけどね」 夜 京太郎「マホが料理を作ってくれてた…美味かったな」 京太郎「アイテムの確認でもするか」 京太郎「物騒な物しかないからやめとくか」 就寝前 ♪~ 京太郎「メール?」 From 雀明華 明日、岩手に行くので良かったら会いませんか? 京太郎「雀さんか…東京から来るんだしあってみるか」 From 雀明華 良かった。明日の昼過ぎに◯◯駅で会いましょう。 京太郎「了解っと」 朝 京太郎「今日は雀さんと昼過ぎに待ち合わせだよな」 京太郎「アイテムを使ってみるか」 京太郎「……この鎖って願えばいいんだったよな?まあ、そこまでひどくないだろうし使うか」 京太郎「ハオに使ってみるか…たぶんそうでもないしな」 ガチャ…鎖が動き 京太郎「えっ?」 ガチャガチャガチャガチャ…凄い勢いで周り消滅する 京太郎「…おい、やばいやつだったんじゃないのか!」 ??「縛りましょう。逃げられぬ様に。囚えましょう、運命を捻じ曲げて。貴方の願い叶えます」 京太郎「っ!ハオに連絡しないと!」 ♪~ 慧宇「こんな朝早くにどうかしたんですか?」 京太郎「よ、良かった…」 慧宇「良かった?何かあったんですか?」 京太郎「いや、ただ騙されたみたいだ…ハオに鎖が巻きついてるんじゃないかと心配したんだ」 慧宇「鎖?」 京太郎「いや、解らないなら知らなくていい。朝早くからごめんな。それじゃあ」 プツン… 慧宇「鎖ってこの首輪の事でしょうか?急に現れたから驚きましたが…そうか…ご主人様がつけてくれた首輪か…うっ…」下腹部を弄り始めて 慧宇「ご主人様…ハァ…慧宇は…嬉しいです…っ!」はてる 昼1. 京太郎「雀さんとは昼過ぎだから部活にも少しはいけるな」 京太郎「マホに何を教えようか」 京太郎「もうマホに麻雀の基礎で教える事はあまりないのかもしれないな」 マホ「そんなことはないです!」 京太郎「そうか?基礎は完璧だから別の事も教えようと思ったんだが…」 マホ「えっ?」 京太郎「マホがそこまで言うならまだまだ基礎だな」 マホ「あぅ…そんなのずるいですよ!」 京太郎「冗談だ冗談。次からは応用とかをしていくか」 マホ「はい!」 明華「お久しぶりです」 京太郎「はい、お久しぶりです。今回はなんで岩手にきたんですか?」 明華「京太郎に会いに来たんです」 京太郎「えっ?」 明華「冗談です。母と旅行の予定だったんですが、急な仕事で母が来れなくなったんです」 京太郎「それでか。一瞬本気にしかけましたよ。雀さんさ美人なんですから」 明華「相変わらずたらしは健在ですか…エスコートを頼んでもいいですか?」 京太郎「もちろん。晩御飯は俺が奢りますよ」 明華「えっ?」 京太郎「高級フレンチに行くんですよね」 明華「お、覚えてたんですか?」 京太郎「はい。美人との約束は忘れませんから」ワハハ 明華「…あ、ありがとうございます」カァァ 京太郎(あれ思ってた反応と違う) 明華「ここがあの中尊寺」キラキラ 京太郎「嬉しそうですね」 明華「はい!母から話は聞いてましたから」ニコニコ 京太郎「そんなに走ると危ないですよ」 明華「大丈…」 バタン… 京太郎「ほら言ったじゃないですか…」 明華「うぅ…大丈夫です。っ!」 右足を抑えて 京太郎「…大丈夫に見えませんよ」明華の前でかがむ 明華「あの…」 京太郎「普通なら座るんでしょうけど、時間もないですし回りましょう。それに今日は涼しいですから汗もあまりかいてません」 明華「ごめんなさい…」 京太郎「謝らなくていいですよ」 ギュ…おんぶされ 京太郎「羽のように軽いですね」 明華「……」京太郎の匂いをかいでおり 京太郎「雀さん?」 明華「あ、なんでもないです!」 京太郎「それだったらいいんですけど…」 明華(父親の背中とはこんな感じなのでしょうか?) 夕方 京太郎「そろそろご飯にしますか?」 明華「…今日はもういいです」 京太郎「えっ?」 明華「これ以上おんぶされてるのも恥ずかしいですし…何より考えたい事もありますから」 京太郎「わかりました…それならホテルに送っていきますね」 明華「…お願いします」ニコ 京太郎(俺、なんかしたんだろうか?) ーーーーーーー ホテル前 京太郎「明日も岩手に居るんですか?」 明華「はい。用事を済まさないといけないので」 京太郎「そうですか。また何かあったら呼んでくださいね」 明華「…頼りにしてます」 京太郎「任せてください」ワハハ 明華(私はこの人の事が…) 夜 京太郎「…義姉さん達がそろそろ帰ってくるとおもうんだけどな」 京太郎「あわあわさんにメールしてみるか」 京太郎「普段の事を聞いてみるか」 From あわあわ てるてるにボッコボッコにされたらしいね 京太郎「うっ…メールとは全く関係ない事をついてきた。てかあわあわさんとてるてるさんって知り合いだったのか。でもまあ、あわあわさんには勝ってますけどねっと」 From あわあわ な、生意気!照にまけたんだから私の勝ち! 京太郎「な、なんだこの超理論は…いやいや、てるてるさんとあわあわさんはべつでしょっと」 From あわあわ 一緒なの! 京太郎「……ならあれかあわあわさんに勝った俺はてるてるさんに勝ったんだな。よしつまり俺は負けてない」 From あわあわ 何それ、そんなわけ無いでしょ。負けを認められないとかダサいよ。 京太郎「…落ち着け、落ち着くんだ俺。ブーメランの画像を送って寝よう。トンチをきかしても解ってくれそうにないがな」 ーーーーーーー ??「ブーメラン??これってどう意味なの?」 朝 京太郎「……眠い」 カピー「パカパカ(やらかしたな主」 京太郎「やらかした?何をだ?」 カピー「パカパカ(玉藻前になった彼奴はもう主の事しか考えない。賢妻良母…本物もあの小娘を気にいたらしいしな。気をつけろ。起きたら腰を振ってるかもしれないからか」 京太郎「お、覚えておく」 京太郎「そういえばもうすぐ東京にいくんだけするべき事ってあるか?」 カピー「パカパカ(墓参り」 京太郎「っ!」 カピー「パカパカ(好い加減に一人で墓参りをしてこい」 京太郎「俺が聞きたいのは…」 カピー「パカパカ(何も違わない。主の事を思うなら須賀大社のあの墓に墓参りに行くべきだ」 京太郎「無理だ」 カピー「パカパカ(何故だ?」 京太郎「…まだ、怖いんだ」 カピー「パカパカ(ふん…知っていたよ。主がそう言うのを。小娘共も主の義姉も根本を解決せずに主と結ばれた。愛とは皮肉なものだ。一方通行でしかないのだからな」 京太郎「何を言ってるんだ?」 カピー「パカパカ(あったはずの未来についてだ。今回は私が悪かった。特別にもう一度だけ質問を許そう」 京太郎「…そういえば赤土さんの教え子に会いたいんだがどうすればいい」 カピー「パカパカ(無理だな」 京太郎「即答かよ。それは一生会えないって事なのか?」. カピー「パカパカ(そうでもないが全国前には会えない。方法がない」 京太郎「そうなのか」 カピー「パカパカ(即落ちでも使えば因果は歪むが放置でもいいだろう」 京太郎「そうだな。会えないなら会えないで仕方ないか」 カピー「パカパカ(そうだぞ。決して即落ちを使う時に輝石を使ってまで求めるなよ、絶対にだ」 京太郎「…それはふりか?」 カピー「パカパカ(さあな」 昼1. 京太郎「なんだか今日はいい事がある気がする」 京太郎「咲にメールしてみるか」 京太郎「他校の友達ができたのかきいてみるか」 From 宮永咲 京ちゃんは私をなんだと思ってるのかな?友達ぐらいできるよ。 京太郎「……目頭が熱いな。人見知りで麻雀でしか対話できなかった咲にも友達ができたのか…流石に酷いか」 From 宮永咲 京ちゃんの方こそ大丈夫なの?最近何かあったからこうやって連絡してきてるんじゃないのかな? 京太郎「……そんな事はないぞ」 From 宮永咲 それならいいんだけど…何か言ってね。京ちゃんと私は幼馴染なんだから。 京太郎「…成長するんだな」 ーーーーーーー 咲「クチュン…京ちゃんが何か言ってる気がする」 昼2. 京太郎「嫌な予感がする」 京太郎「皆いるんだな」 豊音「シロとなにかあった?」 京太郎「何かって?」 豊音「うーん…例えばキスとかしたのかなって」 京太郎「塞と同じ事を聞くんだな。そんな事はなかったぞ。俺はヘタレだからな」 豊音「そうだったらいいんだけど…シロだけずるいよ」 京太郎「旅行の事か?」 豊音「うん」 京太郎「なあ豊音」 豊音「なに?」 京太郎「もし俺が皆好きって言ったらどうするんだ?」 豊音「…どうしてそんな事を聞くの?」 京太郎「何となくだ」 豊音「別にいいよ、私は。側に居れたら嬉しいから」 京太郎「世間体とかは考えないのか?」 豊音「そんなのどうでもいいよ。皆が幸せなら世間なんて後で良いんだよ」 京太郎「強いんだな」 豊音「京太郎が難しく考えてるだけだよ。私は何時だって変わらないよ」ニコ 京太郎「…」 ーーーーーーーー 帰り道 胡桃「京太郎はずるいよ」 京太郎「何がだ」 胡桃「麻雀部の皆にモテて、お姉さん達にも愛されてるのに京太郎は何も決めない。それってずるじゃないの?」 京太郎「……何が言いたいんだ?」 胡桃「悲劇のヒロインを気取るのはやめるべきだよ」 京太郎「…」 胡桃「過去を引き摺ってる事を理由にして逃げないで欲しい」 京太郎「…逃げてなんかない」 胡桃「逃げてるよ。シロと旅行に行ったのに手を出さない?ありえない事だよ」 京太郎「シロとはそんな仲じゃないから当たり前だろ」 胡桃「そこが間違ってる。私達は京太郎が好き。京太郎はそれを知ってるのに応えない…いや応えたくないだけだよね」 京太郎「な、何を言ってるんだ?」 胡桃「皆と話し合って待つつもりだったけど待てない。私は京太郎が好き。likeじゃなくてLOVEの意味で。愛してる。答えて京太郎。京太郎はどう思ってるの?」 京太郎「お、俺はそんな事を考えた事が…」 胡桃「逃げるな!!」 京太郎「っ!」 胡桃「逃げないで答えてよ。私だって怖い。京太郎が逃げる理由も知ってる。でもね…いつまでも逃げてると私達は歪んでしまう。好きな人が知らない女と仲良くなって、その人と付き合うならまだ解るよ。でもね京太郎は選ばない。私達に期待させて、宙ぶらりんにしたまま放置する。踏み込まれないと答えてくれない」 胡桃「だから私が踏み込む」 胡桃「私は須賀京太郎が好きです」 胡桃「答えて京太郎。上っ面の解答なんて認めない」 京太郎「……」 京太郎「……」目をつぶっていて 胡桃「……」 京太郎「勝手なのはどっちだ」 胡桃「……」 京太郎「確かに俺は選ばない。シロ達から向けられた好意も胡桃が今言った好意も全て無視して一定の距離にいる。久も桃子も洋榎もそうだ。皆、好きだと言ってくれる。損得勘定を抜きにして俺と居たいと言ってくれる」 京太郎「だけど俺にはその理由が解らない」 京太郎「誰かと居たいって気持ちは解る。俺も誰かに側に居て欲しい。だが俺にはその価値がない。わかってるだろ?俺は歪んだ人間だ。愛や情なんてどうでもいいんだ。感情が俺に向いていたら俺はそれを元に行動する」 京太郎「何かをして欲しいのならそれをこなそう。 近づいて欲しいのなら近づこう。 叱って欲しいのなら叱ろう。 兄になれと言うなら兄を演じよう。 俺は人の感情を返す事しかできないんだ。 なのに皆は俺に好意を向ける。 純粋な好意をだ。 俺にはその好意の理由が…」 胡桃「長い」股間に向かってグーで正拳突き 京太郎「っ!!」倒れこむ 胡桃「私はそんな長ったらしい事を聞いてないの。好きか嫌いかを聞いてるの」 京太郎「??!」地面でジタバタしており 胡桃「鏡とか厨二病くさい事を言わないで。さあ答えて、私の事が好きなのか嫌いなのか。変な事を言ったら次は蹴りをいれるからね?」 胡桃「さあ、答えて」 京太郎「……です」地面に寝転がったまま胡桃を見上げて 胡桃「大きな声ではっきりと」 京太郎「好きです!」 胡桃「それは私だけ?」 京太郎「…皆です」 胡桃「誰が含まれてるの?」 京太郎「宮守の皆、マホ、義姉さん達、鹿児島の知り合いや長野の知り合い…他にも大勢の人達です」 胡桃「男として最低だね」 京太郎「知ってますよ。だから逃げてるんです」 胡桃「誰か一人じゃ駄目なの?」 京太郎「…わかりません」 胡桃「…そこに正座して京太郎」 京太郎「は。はい」河川敷の草の上で正座 胡桃「正直に答えて。過去の事が怖いの?それとも皆好きだから逃げてるの?どっち」 京太郎「両方。ひとりぼっちは嫌だし、今だって反射的に体がうごく。それに世間的に重婚とかは駄目な風潮があるから…」 胡桃「…本音はどうなの?京太郎が一番望んでる事は何?」 京太郎「全員娶って家族にしたいです」 胡桃「軽く20人超えるよ?」 京太郎「……それでもです」 胡桃「タラしとかじゃすまないよ?」 京太郎「知ってます」 胡桃「知ってると思うけど億以上のお金を稼がないといけないんだよ?」 京太郎「どうにかします」 胡桃「はぁ…なんで私、こんな男に惚れたのかな」 京太郎「すいません」頭を下げて 胡桃「こっち向いてよ、京太郎」 京太郎「はい?」 チュ… 胡桃「手伝ってあげる。京太郎のその野望を」 京太郎「えっ?」 胡桃「まだ隠してることがあるのは知ってるけど私は京太郎の味方で居てあげる」 京太郎「……」呆然として 胡桃「だからね、私を一番最初に京太郎のお嫁さんにしてよ」 京太郎「な、何を言ってるんですか!」 胡桃「私は真面目だよ。駄目かな、京太郎?」 「…胡桃はそれでいいのか?」 彼が正座しながら私にそう聞いてきた。それでいいのかとはどう言う事なんだろう。皆が家族になる事に私は反対ではない。 「何が言いたいの?」 「俺は胡桃の目の前で胡桃以外の人も好きだって言ってるんだぞ?それでいいのか?」 真剣な目で彼はそう聞いてくる。 いいか悪いかで決まるのなら、答えは一つだ。 「そんなの良いわけないよ」 別に良い…あれ、思ってる事と言っている事が違う言葉がでる。 「私は私だけを京太郎に見て欲しい」 何を言ってるんだ。そんな事はとうの昔に捨てたはずなのに… 「豊音みたいに身長があるわけでも、シロみたいに胸もない。塞みたいにプロポーションが良いわけでも、エイスリンみたいに愛嬌もないけど…私は誰よりも京太郎が好き」 感情が止まらない。心の奥底に閉じ込めていた物が溢れかえる。皆は一人で結婚した記憶があるのに私にはそれがない。私が行動しなかったからそうなったのか京太郎にとって私はその程度の人間なのか…私はそれを確かめるのが怖かった。 でも言葉にしてしまった。 「京太郎の事を独占したいし、私以外の女とイチャイチャして欲しくない。でもね、それは私のエゴ。押し付けたらいけない」 嘘だ。押し付けたくて仕方がない。京太郎が宮守の皆と仲良くしてる事も認めたくない。 私はそうやってきて幸せだった記憶がある。 だから私は… 「嘘だな」 「えっ?」 「そんな泣き顔で言っても誰も信じてくれませんよ」 泣き顔?頬を触ると涙で濡れていた。 「俺は金的をくらって喋ったのに泣いて誤魔化すなんてなしだ」 駄目だよ京太郎、そんな事言ったら。私は我慢してるんだから。 「嘘をつくのはフェアじゃない」 我慢できなくなるよ?私は○十年間ずっと我慢してたのに… 「京太郎がタラしだからいけない…結婚記念日の時もそうだった」 今の京太郎に言っても仕方がないのかもしれない… 「結婚記念日?何を…」 「大切な記念日なのにいつもいつも家族パーティーとか言ってさ…雰囲気もロマンチックな事なんて何もなかった」 でも一度言い始めたからには止まらないし止めようとも思わない。 「だいたい、抱く人を麻雀なんかで決めたら火力の無い私やエイスリンが記念日に抱かれるわけ無いでしょ!!」 「あ、あの胡桃さん?」 「黙ってて!豊音や塞、智葉は仕方ないよ?まだ結託できるから…本気のお姉さん達なんて私達が三人ぐるにならないと一人も勝てないのに…私だって京太郎との赤ちゃんをもっと欲しかったんだから!」 「………」 呆然としてる彼の顔を見ると余計に腹がたってきた…なんでいつも怒ったらこんな顔になるんだろう。 「私だって女!京太郎を独占して、京太郎の赤ちゃんを産むのは私だけでいいと思ってる。でもね京太郎がヘタレで下半身がだらしなくて、情に弱いからそれができないんでしょ!」 彼が私の言葉一つ一つに反応して胃の辺りを抑えている。 「だいたいハオとの変態プレイは無い!ご主人様とメストラプレイとか何処の変態!私にランドセルを持たせたり、お姉さん達にセーラー服着せたり…京太郎は変態なんだよ!」 地面に倒れこんだ彼を無視してずっと思ってた事を言う。そうだ記憶があると知ってからずっと思ってた。京太郎はなんでこんなに変態なの? 一時間後 「聞いてるの京太郎?」 辺りが暗くなってきたから彼の表情が解らない。 「き、聞いてます」 弱弱しい声…覇気がない、覇気が。 溜まりに溜まった鬱憤を吐いて心の整理ができた…私が本当に思ってた事を言おう。 「京太郎」 彼の方をまっすぐと見る。 「はい」 彼が背筋を正して此方を向く。 「一回しか言わないから聞いて」 胸がドキドキする。こんな事を言う事は初めてだ…そうだ、私は京太郎に告白したことがなかったんだ。 「私だけをみてください。重い女と思われてもいい。私は京太郎を独占したい。私は京太郎が好きです。大好きです」 言えた…これで吹っ切れる。断れる事は解ってる。だから悔しくなんか…悔しくない。 「俺は変態ですよ?」 「知ってる」 「小学生プレイとかする男ですよ?」 「それでも好き」 暗くなったからか辺りがゆがんでみえる。 「…俺が他の人も好きだと言ってるのに?」 「うん」 「それじゃあ俺と結婚しますか」 「えっ?」 何を言ってるの?そんな事を軽々しく言ったら駄目なんだよ? 「俺の性癖や結婚記念日とかよくわからないけど…俺をこんなに好きで居てくれる人が居るのに誰かも好きとか言ってたら俺、殺されちゃいますよ」 彼はそう言って笑っている。 でもそれって… 「俺は生涯、貴方しか愛しません。だから俺と結婚してくれますか?」 彼はそう言って立ち上がる…だけど長時間正座してたからか足が子鹿みたいに震えていた。 「約束できるの?」 「嘘つきにはなりません」 「私は重い女だよ?」 「重い方が背負いがいがありますよ」 京太郎がゆっくりと歩いて来る。 「…幸せにしてね?」 「もちろんです」 私はその日、記憶と決別し本当に欲しかった人を手に入れた。 後日談 孫「でも結局、お爺ちゃんは重婚したんじゃないの?」 胡桃「そうだけど…まあ、それでも良いんだよ」 孫「なんで?お婆ちゃんとの約束を破った事になるんじゃないの?」 胡桃「私一人でお爺ちゃんは持て余したんだよ。それにね…皆で居た方が幸せだと気がついたの」 孫「…その結果が五十年前の結婚式?」 胡桃「おや、嫌だったかい?」 孫「うんうん…嫌じゃないよ。お爺ちゃん達能おかげで私が居るって知ってるし、お母さん達も納得してたから…ただ私はお爺ちゃんがどんな人か知らないから…」 胡桃「……変態だった」 孫「えっ?」 胡桃「全盛期の裏の二つ名は性欲大魔神だったからね」 孫「そ、そうなんだ…」 胡桃「献身的でもあったかな…家事を一手に引き受けてくれてね。20過ぎた頃には分身してるんじゃないかって言われてたりもしたね」 孫「す、凄かったんだねお爺ちゃん」 胡桃「当たり前だよ。私の夫であんたのお爺ちゃんなんだ。日本最強…いや、世界最強の雀士はあの人なんだから」 孫「…そう言えばお爺ちゃんが飼ってたカピバラって凄い長生きだったって本当?」 胡桃「カピーの事かい?あれはカピバラじゃなくて神様だよ」 孫「えっ?」 胡桃「60年もカピバラが生きてたらおかしいだろ。それにカピーは夫が死んだと同時に姿を消したからね」 孫「…冗談だよね?」 胡桃「毎年、盆になると必ず 夫の墓には季節外れの桜とお餅がおかれてる。誰が置いたかはわからないんだけどね」 孫「……あれってお婆ちゃん達じゃなかったの?」 胡桃「そんな事できるわけない。それに…カピーだけが本当の意味で夫を支えてたからね。仕方ないよ」 孫「なにそれ?」 胡桃「わからなくてもいい事。そろそろ面会時間も終わりだ。早く帰りなさい」 孫「…また会いにきていい?」 胡桃「…生きてたらね」 孫「お婆ちゃんのバカ…」 スタスタ…ガチャ…バタン… 胡桃「…ねえカピー。私は京太郎の事を支えてたのかな?」 カピー「ふん…私に聞くな。お前が最期だ。主に最後の願いを私は叶えにきただけだ」 胡桃「そう…皆が私を置いて行ったからね…そろそろ、逝ってもいいのかな?」 カピー「…主が最後に残した言葉がある」 胡桃「なに?」 カピー「…約束を護れなくてごめん」 胡桃「っ!……馬鹿…本当に馬鹿なんだから」涙を流し カピー「明日、迎えにくるからな」 胡桃「解った。ありがとうね、カピー」 カピー「ふん…本当にお前達ぐらいだ。私に遺言を頼む馬鹿共は」 END
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1個ずつ書いていきますのでおまちください。 管理者以外書き込み禁止です。 このページを管理してる人 管理者 今週編集のしるし(@であらわす) チェケラッチョ(管理人) レミーさん @おねがいします 初め 初めは名前、顔を決めて、天使界から始まります。 -- チェケラッチョ (2009-07-16 18 29 49) 守護天使として頑張りましょう。 -- チェケラッチョ (2009-07-16 18 30 34) ウォルロですよ~ -- レミー (2009-07-16 19 05 31) ありがとうございます。でわウォルロ村の攻略おねがいします -- チェケラッチョ (2009-07-16 20 10 34) 名前 コメント ウォルロ村 名前 コメント
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【登録タグ PS RPG ネタ重視 個人 未完】 フルボイスでドラクエ4 【元ネタ】ドラゴンクエスト4 【作者名】kusanagion 【完成度】未完(更新中) 【動画数】 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm4600285 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/8396492 【作品の傾向】ネタ重視 【備考】 名前 コメント
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【登録タグ PS RPG 個人 未完】 ドラクエ7のフルボイス 【元ネタ】ドラゴンクエスト7 【作者名】Alimo 【完成度】未完 【動画数】 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm7597226 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/13467863 【作品の傾向】原作重視 【備考】休止 名前 コメント
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目次 目的 初心者ガイド 転職 採掘 栽培 ペット ボス攻略 スポナーブロック カジノ・鍵付き宝物庫 ダンジョン NPCスティーブ(武器・買取・ゴールド交換) 冒険者スティーブ クエストじいさん 目的 ドラクエMODのエンディングはありません 初期は厳しいですが、プレイするほど強くなります 必殺技を覚えたり、モンスターを仲間にしたり、仲間にしたモンスターを配合したり、ボスを倒したり・・・ DQMⅢModユーザーのプレイをみてみると レベル上げて装備と仲間と回復アイテムそろえて強敵の多くいるジ・エンド行って試し切りし満足したり オブジェやフィギュア揃えて博物館を作成するのが、主な目的になっているようです 博物館を作るためのブロックも多く用意されています *Verアップが頻繁に行われているので、変更等の詳細は本modフォーラムをまず参照しましょう! 仕様 Ver5.90時 「攻撃力」「力」「防御力(身の守り+防具やアクセサリー)」「身の守り」「魔力」「賢さ」表記になりました。 装備やアクセサリー・スキル・熟練度・種等での効果はすべて上記に加算されます。 *加算されたものの反映は、DQMアイテムでブロック右クリック(クリックしないと反映されません) 所持金、現職業での所持SPも表示されます。 Ver6.50以降GUIが導入されました。 シングルプレイのみの対応となっています。 Ver6.70以降 Ver6.80 (Ctrl+(Z,X,C,V,N,B,M,F)で1つ前のGUIに戻る) Ver6.90 (shift+(Z,X,C,V,B,N,M,G,H)でGUIの位置の変更。Ctrl+(Z,X,C,V,B,N,M,G,H)で1つ前へ戻る。 Shift+CtrlでGUIを全て表示、非表示) Ver7.00 (shift+(Z,X,C,V,B,N,M,J,Y)でGUIの位置の変更。Ctrl+(Z,X,C,V,B,N,M,J,Y)で1つ前へ戻る。 Shift+CtrlでGUIを全て表示、非表示。Alt+(Z,X,C,V,B,N,M,F,J,Y)で表示と非表示を切替。Alt+Hで枠の有無の切替) Ver7.10 各キー(Z,X,C,V,B,N,M,F,H,J,Y,U)ワンクリックで表示と非表示を瞬時に切替。Hワンクリックでウィンドウ無しの文字だけ表示 GUI画面が導入されました。 GUI画面には・・・・・・ 「アクセサリ装備」「ステータス」「装備Lv&熟練度」 「所持金、所持コイン数、全討伐数」 「職業、HP、MP、SP、Lv、Exp、NextLv」 「状態変化のステータス」「ペットの命令」 shift+(Z,X,C,V,B,N,M)でGUIの位置の変更。Shift+CtrlでGUIを全て表示、非表示できます。 shift+Mでチャット欄の移動ができます。 configにてGUIの表示位置の変更が可能です。 Ver6.80以降 職業GUIに横幅の長いバージョンが追加されました。 一部必要なマイクラのGUIが数字化されました。 GUIスキル一覧表の追加されました。 Shift+Fで表示、ページ切替できます。 Ctrl+(Z,X,C,V,N,B,M,F)で1つ前のGUIに戻ります。 Ver6.90以降 技のGUIが追加されました。shift+Gで位置変更できます。 shift+(Z,X,C,V,B,N,M,G,H)でGUIの位置の変更。Ctrl+(Z,X,C,V,B,N,M,G,H)で1つ前へ戻る。 Shift+CtrlでGUIを全て表示、非表示できます。 GUIのせいでかなり重くなっていたので、最適化されました。 いままで文字に影を付けていたのをshift+Hで付けれるように変更。 (いままで影を付きでしたが、動作が重すぎるかたはつけない方がいいかもしれません。) Ver7.00以降 GUIをAlt+(Z,X,C,V,B,N,M,F,J,Y)で表示と非表示を切替えできるように変更。 位置変更した時の状態を保持した状態で表示と非表示を瞬時に切替えできます。 Alt+Hでウィンドウ無しの文字だけ表示モードに変更を追加。 特技のGキーはクラフトガイドで使用するためJキーに変更。 Ver7.10以降 shift、ctrlで送るだけでは非表示にしないように変更。 Alt+( )は、なくなり各キー(Z,X,C,V,B,N,M,F,H,J,Y,U)ワンクリックで表示、非表示を切替えできるように変更。 GUIと選択中のアイテム名がかぶってしまうため、アイテム名のGUIをShift+U,Ctrl+Uで移動できるように変更。 各ウィンドウに各キーの割当キーをCtrlを押している間、表示。 前回の命令変更「1」を「R」に変更。 GUIの位置・表示変更キー(押すたびに変更されます) Shift+Ctrl = 全表示・非表示切替 Shift+Z、Ctrl+Z = 職業・HP・MP・SP・Lv・Exp・NextExpの表示場所の変更 (表示タイプは3種類。職業・HP・MP表示とマイクラLv・空腹・満腹度も表示バージョンがある) Shift+X、Ctrl+X = 難易度・アクセサリー装備表示場所の変更 Shift+C、Ctrl+C = 攻撃力・防御力・魔力・力・身の守り・賢さ、現装備Lv・熟練度の表示場所の変更 (表示タイプがいくつかある) Shift+V、Ctrl+V = 所持金・コイン・全討伐数の表示場所変更 Shift+B、Ctrl+B = マイクラのHP・空腹度・Lvの表示場所の変更 Shift+N、Ctrl+N = ステータス(状態変化)の表示場所の変更 Shift+M、Ctrl+M = チャット欄の表示場所の変更 Shift+G、Ctrl+G = 技の表示場所・非表示切替(Ver6.90時) Shift+J、Ctrl+J = 技の表示場所(Ver7.10時) Shift+H、Ctrl+H = GUI文字に影の有無を切替(影の大きさは何段階かあります) Shift+F、Ctrl+F = 全職業スキル一覧の表示 Shift+Y、Ctrl+Y = ペットの命令表示場所の変更 Alt+H = GUI表示の枠の有無変更 Alt+(Z,X,C,V,B,N,M,F,J,Y) = GUIの各キーにあたる表示と非表示を切替(Ver7.00時) Shift+U、Ctrl+U = アイテム名の表示場所の変更 Shift+F = 難易度の変更(シングルのみ。configにて変更後使用可能) Ver7.10時 Z = 職業・HP・MP・SP・Lv・Exp・NextExpの表示・非表示 X = 難易度・アクセサリー装備表示・非表示 C = 攻撃力・防御力・魔力・力・身の守り・賢さ、現装備Lv・熟練度の表示・非表示 V = 所持金・コイン・全討伐数の表示・非表示 B = マイクラのHP・空腹度・Lvの表示・非表示 N = ステータス(状態変化)の表示・非表示 M = チャット欄の表示・非表示 J = 技の表示・非表示 H = GUI表示の枠の有無変更 Shift+H、Ctrl+H = GUI文字に影の有無を切替(影の大きさは何段階かあります) F = 全職業スキル一覧の表示・非表示 Y = ペットの命令表示・非表示 U = アイテム名の表示・非表示 R = ペット命令変更 Ctrl押したまま = 各キーの割り当てキーの表示 Shift+F = 難易度の変更(シングルのみ。configにて変更後使用可能) Verアップが頻繁に行われているので、変更等の詳細は本modフォーラム確認必須! ドラゴンクエストの敵キャラが登場します。仲間(ペット)にもできる 体力がチャット欄に表示されます。通常のHPゲージは飾りです 満腹でもHPは自動回復しない、回復するには薬草やDQMベッドなどを使う レベル、武器熟練度、職業制度がありプレイ時間が長いほど強くなる ステータスの確認は、ドラクエアイテムをもった状態でブロックもしくは空を右クリック (魔法の場合はブロックもしくは空に向かってShift+右クリック) 他プレイヤーのステータス確認はShift+右クリック 松明で沸き潰しはできない(ver5.60よりダンジョン内のみ光源で湧き潰しができる) かわりにモンスターが沸かないタイルを敷き詰める 水に入るとダメージを受ける(Ver6.35以降、溺れたときのみ大ダメージ) マグマに入った時のダメージもかなり多い ツボや箱、骸骨があり、壊すとアイテムや敵が出てくる(ピッケルもしくは鎚だと速く壊せる) 職業ごとにレベルを上げることになる ドラクエMOD鉱石はピッケルではなく、ウォーハンマーなどDQMⅢの鎚で掘る 大ダメージを受けても1撃では死なず、HP0になったあと次のダメージで死ぬ DQMⅢmodでは毒系のダメージでも死ぬ ドラクエⅡMODとの違い データの引越しはできません 職業と武器熟練度とレベルの追加 死んでも経験値がなくならない(マイクラ経験値はなくなる) プレイ時間が長いほど強くなれる 該当職業で(魔法使いなど)レベル上げをしていないと魔法が打てない MPが足りてないと魔法が打てない マイクラ経験値による攻撃力増加がない 武器も適職で使ったほうが良い、初期職業の遊び人は剣ではなく短刀やブーメランを使う 初心者向けガイド 平原への移動(タイガ、ジャングル、山岳、砂漠には強敵が出現する) 初期リスポが平原以外ならやり直したほうが色々楽 昼間でも敵が多く、木こりをしている間に襲われるので最初に「DQMⅢ用マイクラ木の剣」を作ろう 見た目はマイクラ剣と同じだが会心の一撃が付加されたレシピの違う剣で熟練度があがれば更に強くなりお得 なお素手だとレベルが100でも攻撃力が1にしかならないので、何よりも先に武器を手にすること 木材さえあれば「木の帽子」が作れるのでかぶりましょう守備力が上がります、ダイヤの防具より効果があります(このmodではマイクラの武器や防具は耐久力・攻撃力防御力全てがゴミ同然なので) マイクラ武器よりDQM武器を作ることを優先する、DQ武器で適正装備だと、熟練度がたまり火力が上昇する 魔法使いになる予定であれば、短剣も良いでしょう。遊び人と魔法使いの両方で適正武器です 短剣のくだものナイフは棒1と鉄インゴット1と低コストで作れます 鉄インゴットはおなじみ鉄鉱石以外にも、スライムボーグ等が落とす鉄くぎからの練成でも用意できます。 普段ゲームルールのmobGriefing機能を切ってマイクラをしてる人でも、ここではちゃんと爆発対策をしましょう。なぜなら、とげぼうずや爆弾岩の系統の自爆はクリーパーの爆発というよりもTNT寄りのようで、mobGriefingFalseを無視して地形を容赦なく削ります。ただし、マホトーンを使えば自爆自体を無効化できるようです。 見覚えのない草を発見したら、刈って種・木の実を入手して、農業を始めましょう。薬草・毒消し草・力の種・守りの種・素早さの種があれば、それらの種(かまどで焼けば種2つになります)を植えて増やしながらランクアップさせて行く事で、メラの杖の材料である炎の実や、癒やしの実などの上位種も生成できるようになり、格段に楽になります。力の種があれば、序盤でもスムーズに敵を倒せるため、農業は重要です。 昼間の弱い時間に外の活動(きこり、農作業、レベル上げ)夜は中の活動(掘削)をするのがオススメ。 明るいところでも敵が湧くため松明では沸き潰しができない、代わりに「モンスターが沸かなくなるタイル」を敷き詰めること ハーフブロックでも沸き潰しは可能 (※バニラベッドでリスポーン地点を変更したら、その場所には設置しないように!自身もスポーンできなくなる。1マスあれば大丈夫。) レベルが低い時に夜の敵は相当きつい HPの回復は薬草やスライムゼリーを使おう「回復アイテム一覧」 DQMベッドを作ろう。マイクラの経験値を消費して空腹とHP・MPを完全に回復する 12時間の時間をすすめるノーマル版と回復のみのⅡ版がある 大きな袋を作ろう。インベントリを増やしてくれる アイテムに余裕あったりメダルがあるなら命の指輪を一つ作るといいだろう(自動回復) ある程度充実したらダンジョンの攻略をしよう(Ver3.30以降) ダンジョンを攻略して転職の証を入手しよう 転職の証を入手したら、ダーマ神殿で転職しよう 各職業でSPを入手したら、スキルを習得しよう(Ver3.80以降) デスしてしまった場合、遠く離れてから向かうと死んだ場所に集まってる敵が一度消えるので回収がはかどる。 又、敵を倒すとごくまれにキラキラーンという音とともに転生モンスターが出現する、1000以上のずばぬけたHPやザコ敵とは段違いの素早さと攻撃力、回復魔法等があり、倒すのは困難であるので序盤は逃げた方が良い あまりに死んでしまう場合は難易度を下げる事ができる configフォルダのDQMIII.configをメモ帳で開き下記の末尾にある数字をお好みで変更し上書き保存。 難易度(0=Normal,1=Easy,2=VeryEasy,3=Hard,4=VeryHard,5=VeryVeryHard) =0 の部分を変更する *Verアップが頻繁に行われているので、変更等の詳細は本modフォーラムをまず参照しましょう! 職業と転職方法 Ver.3.60以降 ダンジョンを攻略し「戦士」「武道家」「魔法使い」「僧侶」等の職業の証を取得し、レベルなどの条件を満たしてダーマ神殿でその証を渡すことで転職ができます。 採掘や栽培を先にして、ある程度装備や薬草のような消耗品がそろったらダンジョンをクリアしていく必要があります。 また、ダーマ神殿はスキル習得と転職の二通り存在しており、 転職のダーマ神殿はネザー水晶ブロック(壊れない)製で神官が紫の服を着ています。 スキル神殿は石ブロック(壊れないDQMmod版の方)製で、神官が赤い服を着ています。 証を紛失した場合、10メダルを持った状態で「冒険者スティーブ」に話しかければ再発行してもらえます。 一番簡単なダンジョンは「砂岩のダンジョン」です。 上級職の転職の証は「石のダンジョン」以降のダンジョンで手に入る可能性があります。 ダンジョン内の最上階の壊せる壁の中の報酬で出てきますが、確定で出るわけではありません。何度も挑戦しましょう。 難易度は・・・砂岩<鉄<石<・・・・・・・・・・・ 砂岩のダンジョンのクリアの目安としては、遊び人のレベルが10以上、全身皮装備(DQMmod)、武器熟練度が2レベル その他、薬草と種などのドーピング系は忘れずに。。。 なお、揃っていなくてもレベルや熟練度上げに活用できます。 他の材質のダンジョンなどの建物を見つけたらその位置もメモして置くとあとあと便利です。 Ver.3.60以前 初期職業は遊び人です。ステータスに「遊」の文字があるはず。 遊び人のレベルが10で「戦士」「魔法使い」。40で「レンジャー」に転職できます。(証も必要) 戦士は攻撃力もHPも高いが、魔法を覚えられません。 魔法使いは魔法を覚えられますが、HPが低く近接が弱いです。 初心者におすすめは戦士です、HPが高く楽ですし、強い武器も簡単に作れます。 戦士の状態で畑や陣地やDQMベッドなど作成し拠点を作ってから、 魔法使いにジョブチェンジして魔法を覚えると楽でしょう。 戦士は魔法を覚えることは出来ませんが、魔法使いで魔法を覚えてしまえば(レベルに達すれば) 戦士にジョブを戻しても魔法は使えます。(ただし威力に下方修正が入ります) 転職には「冒険者スティーブ」を探しましょう。普通にプレイしていれば特に探そうとせずとも出会えるでしょう。 どうしても出会えないというときには、最後の手段としてピースフルにすればそこらじゅうに沸きます。 右クリックで話しかけることができ、必要レベルに達していれば証が貰えます。 証をもった状態で何もない方向へ向いた状態で右クリックすれば転職が完了します。 証を紛失した場合、10メダルを持った状態で話しかければ再発行してもらえます。 再発行する証の種類はメダル以外を持った状態で話しかければ切り替えられます。 転職の際、レベル0になってしまったと思うかもしれませんが、職業ごとにレベルを上げる仕様です。 元の職に戻ればレベルはきちんと戻ります。(別職のレベルが上がっていれば恩恵あり) 職業の証(転職)の条件はwiki上部の職業のページにあります。 無難な転職は、遊→戦士で初期拠点確保し畑を作り炎の実や薬草を作成、 その後→魔法使い→僧侶のレベルをあげていくといいでしょう。 僧侶でレベルをあげてザオリクがあればペットの蘇生が楽になります。 魔法をメインで使うならMPはリスポーンでは回復しないので、MPを回復させるためには一刻も早くDQMベッドを用意するか、 つかいま や きりかぶおばけなどからMP回復アイテムをドロップさせるか、レベルアップするしかない。 つかいま等のMP回復アイテムを落とす敵のスポナーを発見できれば魔法職はかなり楽になります。 採掘 ドラクエMODⅢ一部の鉱石はダイヤモンドピッケルでも掘ることはできません。武器の槌を使いましょう。 槌はDQMmod鉱石の他、石や石炭など木のツルハシで壊せるものにも適正があります。ジャイアントクラブ(丸石7個)が簡単に作れるでしょう。 ネザーの方がドラクエ鉱石を簡単に見つけることができます(強敵&マグマ注意) 初期のバージョンのみ地上にもメタル、光の鉱石があるが現バージョンではネザーのみ。 ★各鉱石の生成範囲目安 鉱石名 深さ(y) 1-10 11-20 21-30 31-40 41-50 51-60 備考 氷の結晶の塊 60~42 タイガとツンドラと山岳と平原の地下で生成 星の砂の塊 55~39 通常ワールド、ネザーで確認。 磨き砂の塊 45~33 通常ワールドで確認。ネザーでは未確認。報告求む 鉄の鉱石 44~19 通常ワールド、ネザーで確認。 太陽の原石 43~38 通常ワールド、ネザーで確認。 時の水晶石 38~33 通常ワールド、ネザーで確認 鏡の石の鉱石 35~24 通常ワールド、ネザーで確認 溶岩の鉱石 35~19 通常ワールド、ネザーで確認 メダルがうもれた石 31~24 通常ワールド、ネザーで確認。 月の原石 27~24 通常ワールド、ネザーで確認。 命の原石 25~20 通常ワールド、ネザーで確認。 ルビーの原石 22~18 通常ワールド、ネザーで確認。 爆弾鉱石 20~9 通常ワールド、ネザーで確認。 プラチナ鉱石 17~13 通常ワールド、ネザーで確認。 ミスリル鉱石 13~8 ネザーで確認。 メタルの鉱石 ネザーで確認。 光の原石 ネザーで確認。 栽培 小麦などと同様の方法で栽培可能。ただし、骨粉で成長加速はしない また、村人はDQMmod由来の物は売買してくれない。 種や実は、かまどで種(種)にすることが出来る。(上位の種・実も可能) また、一部の武器や防具では、作物が必要になる。全般的に見て、栽培は比較的重要な位置づけになっているので、余裕が出てくれば作物栽培を積極的に行おう。 DQMⅢNext Ver.1.20β以降 栽培と品種改良のやりかた 農業書物棚を作成、設置して、アップグレードさせたい種を使用すると、アップグレード方法が書いてある本を入手できる DQMⅢNext Ver.1.20β以前 栽培と品種改良のやりかた 種(種)と「うしのふん」もしくは「うまのふん」をクラフトすると種(種)が増えるので、ただのう○こではなく有用なアイテム 毒消し草は9個で、他は6個と同じランクの毒消し草3個で上位の作物になる。それを繰り返して炎の実等の上位作物を作ると後が楽 ペット モンスターの中にはペットになるものがいる。 倒していれば時々生き返って「○○が仲間になりたそうにこっちをみている」と表示が出る。 あとは、モンスターに右クリックでペットになる。 又、「まもののエサ」や「しもふりにく」等で生き返る確率(ペットになる確率)を上げる事が可能 使い方 ①右クリックで投げ、モンスターにあてる ②効果時間中に倒す ※エサ投入時はモンスターにHP回復効果が付与されるので,メタル系に使用する場合は即座に倒すこと。 肉(エサ)は4種↓ 「まもののエサ」,「くんせいにく」,「ほねつきにく」,「しもふりにく」 効果は右に行くほど高い。 作り方↓ 「骨」もしくは「ほねほね」とステーキなどの肉をクラフトでまもののエサ。まもののエサとあやかし草2つクラフトでくんせいにく。くんせいにくとうるわしキノコ2つクラフトでほねつきにく。メダル3まいをクラフトで、しもふりにく。(他の肉から作ることはできない様子) *Ver5.20以降 職業が魔物使いでスキル「魔物の心得」を取得していた場合ペットになる確率UP *Ver7.00以降(シングルプレイのみ) ペットへの命令がGUIに表示されるようになり、さらに完璧な命令ができるようになりました。 使い方は数字の「1」キーで命令変更、変更後ペットを右クリックするだけです。 *Ver7.10以降命令変更は「R」キー 命を大事に・・・主に反撃以外しません ガンガンいこうぜ・・・ガンガンいきます(動物も攻撃) バッチリがんばれ・・・ほどほどにがんばります(動物は攻撃しない) ボスに集中しろ・・・ボスのみ攻撃(ボスとは転生以上のこと) 雑魚に集中しろ・・・ボス以外を攻撃 攻撃するな・・・一切攻撃しません 命令しない・・・今の命令を変更せずにクリックしたい時用(実を与えるときなど) Ver3.90以降? ペット用の武器が追加されました。盾はプレイヤーと共用です。 ペットに装備させる方法は、装備させたいアイテムを持ってペットに右クリック。 外す方法は、何ももたないでスニーク+右クリック。 ペット用の武器はペットが装備できる武器をクラフトで作製します。(ペット用武器はクラフトでプレイヤー用に戻せます) ボス戦 Ver.3.20よりボス石像が生成されるようになり、石像に小さな魂,大きな魂を一定量与えることで出現するようになった。 画像は、やまたのおろちの石像↓ 低確率で雑魚モンスターが倒した瞬間に転生モンスターへと進化することがあります そのほか、夜のフィールドやネザーやジ・エンドなどにはボスが居ることがあります ボスはとても強いので中途半端な装備やレベルでは太刀打ちできないのでしっかりと準備しましょう 上級ボス討伐は80レベル以上で防具や武器アクセサリも最上位にしておきましょう マルチの場合、討伐経験値は最後の1撃を与えた者だけが得られます 上級ボスは証をドロップします、証をスティーブに渡すと貴重なレシピや上級アクセサリなどが手に入ります また証から伝説のつるぎをクラフトできます 一部ボスは見つめてるだけでHPを奪われます ネザーでのボス戦で、ボスがマグマ上にいる場合釣竿を使えば地上に引き上げる事ができます マグマ上で勝利しても、ドロップアイテムは燃えてしまいます 一部キャラには通用しませんが、地面2マスほり 入り、中から上に向かって攻撃しつづければ ある程度安置狩りができます。 スポナーブロック 地上、ネザー、ジ・エンドにそれぞれに生息する雑魚Mobのスポナーが存在する。 アイテム収集や特技習得のクエストが捗るため、できるだけ破壊しない方が良い。 Mobは窒息・落下ダメージを受けるとワープしてしまうためトラップは殆ど機能しない。スポナーに埋もれて出てきて勝手にダメージを受けてワープしてしまうことも多い 安全に攻撃できる塹壕程度なら作ることが可能。 熔岩トラップも可能。(モンスターによっては) 地上のスポーン部屋は石レンガで生成。 ネザーのスポーン部屋はネザーレンガで生成。 ジ・エンドのスポーン部屋はエンドストーン・木箱で生成 DQスポナーは、通常のスポナーと範囲は同じだが特定のブロックにのみスポーンする。 DQMのスポナーは、空中ではモンスターがスポーンしない為、y軸下に3マス程掘れば完全攻略が可能 ※特定のブロック(レンガ系・箱系・ネザーラック・エンドストーン等) カジノ・鍵付き宝物庫 カジノは地上に生成される黄金色の建物。 鍵付き宝物庫は小さなDQMの建築アイテムで生成されてる建物。 3種類生成され、入るためには鍵が必要です。 ドアの種類によって、開けられる鍵の種類が違います。 カジノの中にはスロットがあり、スロットをするにはコインが必要です。 モンスターがドロップする金貨、銀貨、銅貨を、中にいる黒服スティーブと交換することでコインがもらえます。 スロットは3種ありレートが違います。緑(3枚掛け)<赤(30枚掛け)<黄(300枚掛け) <交換レート> ・金貨1枚=コイン300枚 ・銀貨1枚=コイン150枚 ・銅貨1枚=コイン50枚 黒服スティーブと話すことでコインとアイテムの交換ができます。 話す黒服スティーブによって交換アイテムがかわります 生成されるカジノの種類によって交換できるアイテムが変わります。 カジノでしか入手できないアイテムもあります。 鍵付き宝物庫にはダメージ床があります。 宝物にたどり着くには、あることをすれば・・・あることが、どうしてもわからない方は下記反転を・・・モンスターが沸かないタイルを貼り付けながら進む ダンジョン 地上に生成される四角い大きな生成物です。 ダンジョン内でしかもらえないアイテムもあります。(転職用の証など) 生成される素材によって、難易度が変わってきます。 <素材種および難易度>(Ver4.55以降) 砂岩<鉄<石<黒曜石<岩盤<溶岩ブロック 砂岩が一番易しく、溶岩ブロックが一番難しいです。 溶岩ブロックダンジョンでは、溶岩ブロックによるスリップダメージがある他、光源ブロックで湧きつぶしをすることもできません。 基本的に構成ブロックは壊せません。 ダンジョン内にヒビの入った壊れるブロックがあります。(素手で破壊可能。槌で破壊・入手可能) ヒビの入ったブロックを破壊すると、隠し通路や宝箱が見つかることがありますが、ブロックを破壊すると溶岩が流れてくることもあります。 矢印のついた強制移動のブロックがあります。(槌で破壊・入手可能) ダメージをうける床があります。乗っているとダメージをかなりくらいます。(破壊不可) ダンジョン内には沢山のDQMモンスターのスポブロがあり、ほとんど壁の中にあります。 ダンジョン内のみ光源による湧きつぶしが可能です。(溶岩ブロックダンジョンは不可) 上の階に上がるには、ジャンプブロックがあるので、それに乗り上にあがっていきます。 最上階にはボスがいます。 最上階へ上がるのもジャンプブロックから上がります。 最上階へあがるジャンプブロックは、下の階のものとは見た目が違います。 ダンジョン攻略後、脱出する際ダンジョンを消滅させるかどうか選択できます。 たまに武器・修理屋スティーブがダンジョン内にいます。 攻略に際し・・・ 武器・防具・アクセサリーなど、しっかりステータスはあげておくこと。 沢山アイテムがドロップされるので、大きな袋は必須。 DQMの実もしっかりもっておくこと。 ダンジョン用マジックツール・DQMベッドがあるとかなり便利。 危険なときに離脱用に、場所決定したキメラの翼・ルーラの杖系があると便利。 たまにモンスターがペットになるので、バシルーラ改などあると便利。 NPCスティーブ フィールド上に石レンガ等で生成される建物の中にいます。 武器・買取・防具修理・ゴールド交換をしてくれます。 会話は右クリック 武器屋(看板が剣)は会話することで、さまざまな物を売ってくれます。 購入後すぐには次のアイテムの購入はできません(次の購入までには10分?要検証) ある程度購入すると仲間(ペット)になるようです。(要検証) 買取屋(看板が袋)は、不要な武器などを買い取ってくれます。 アイテムを持った状態でスニーク+右クリックで買い取ってくれます。 ある程度売却(50000G)すると仲間(ペット)になるようです。(要検証) 修理屋は装備する防具をGと交換で新品にしてくれます。 *エンチャントは修理すると消えます ある程度(50000G)修理すると仲間(ペット)になるようです。(要検証) ゴールド交換スティーブは1000Gを袋にしてくれます。 G袋は他のプレイヤーに渡せます。 冒険者スティーブ(Ver3.60以降) 地上フィールド上にいます。 仮面とマントを装備しています。(Ver5.88以降) 右クリックで会話。 あまり離れるとデスポーンします。 転職した場合、転職の証をメダル10で交換可能。(転職した職業のみ) 必殺技の習得が可能。(職業の「スキル・熟練度関連」参照) 討伐証交換イベント(アイテムの「討伐証交換イベント」参照) クエストじいさん(Ver6.20以降) 地上フィールドにいます。(比較的、砂漠で見かけることが多い気がします) 見た目は杖をついた「爺さん」です。 右クリックで話しましょう! 「今欲しいものなのじゃが・・・」とアイテムを結構な数要求されます。 要求にこたえると、アイテムがもらえます。 渡したアイテム・数は記憶されています。(Ver6.25以降) 同じ爺さんからは、交換したあとすぐに新しい物とは交換できません。 10分後に新しいものを要求されます。(紫のエフェクトがなくなったら可能) あまり離れるとデスポーンします。 小ネタ ・買取・修理屋は50000G分売却で仲間になる ・修理屋でエンチャント付の道具を修理すると耐久の減っているエンチチャント付きの道具とは別にもう一つその道具がもらえる(耐久はMAX) ・素材が乏しい序盤のクラフトは武器・防具より壊れないアクセサリーや盾を優先したほうが良い。 ・マホトーンはかなり優秀。モンスターの特殊攻撃をほとんど防げる。(盲目、毒、自爆など) ・武器、防具のエンチャントでダメージ増加、軽減系はおそらく効果がない。あったとしても誤差程度。 ※訓練用武器はかなり効果あり ・武器、防具にエンチャントブックを使って耐久1~3を付けると長持ちする。 ・溶岩魔人などの遠距離系攻撃は防具の耐久が減らない。 ・シフト+攻撃とバイキルトの効果は重複しない。(ver2.10で重複するように変更されました) ・熟練度などは止めを刺した場合にカウントされる。ペットや炎の持続ダメージなどはカウントされない。 ・ロストが怖くて、ネザーなどに行くのが億劫になる方は以下設定行うと良い(ver8.10から仕様が変わり不可能に)。 あまりお勧め出来ないので見たい方は↓反転して下さい。1、チート許可に設定 2、Tキーを押し、「/gamerule keepInventory true」と入力し完了(解除する場合は trueをfalseにして入力) ※アイテム及びマイクラ経験値がばら撒かれなくなるが,DQMの面白みを無くす場合があるので極力使わないようにしましょう。 また、死亡時に装備したアクセサリーをドロップしてしまうのは防げません。 ・クリエイティブにする方法 ワープ先が窒息状態の時、どうやっても動かず、詰んだときにどうしても必要な場合のみ下記反転で対処できます。 <クリエイティブ環境にする方法> Game menu画面の「LANに公開」「チートを許可する」「LANワールドの開始」を選択。 Tを押し「/gamemode 1」を入力するとクリエイティブになるので、窒息など詰んだ場所のまわりを破壊してその場から脱出。 脱出後、Tを押し「/gamemode 0」で通常モード。その後、セーブしてタイトルに戻りゲーム再開。 編集者コメント げんこつダケは栽培不可能。草ブロックに植えることはできる。大量に確保したいなら石や黒曜石ダンジョンに出るケムンクルスを乱獲推奨 小ネタに一部追記。ところで農業でげんこつダケも栽培できそうな気がするんだけど方法がわからない。可能なのかなぁ?(2014/3/14) NPCスティーブを追加(2014/02/01) クリエイティブ方法の記載。必要ないようであれば削除してください。(2014/01/30) GUIの位置・表示変更キー詳細を追加(2014/01/29) GUI画面を追加(2014/01/26) 冒険者スティーブ・クエストじいさん追加(20014/01/26) ステータス画面のVerアップによる変更をしました。ちょっと、いやかなり見にくいかも知れません・・・(2014/01/12) 鍵付き宝物庫のあること・・・に関しては、それが正規ルートか判断しかねる為、裏ワザ的な扱いで反転のままで良いかと思われます。 後ダンジョン攻略されてる方にお聞きしたいのですが、難易度って石>鉄でしょうか? 私が友人と攻略してる際、鉄のダンジョンのモンスターは夜~最上階がネザー級、石がネザー級~エンド級で ボスも鉄→エンド級モンスター、石→転生モンスターと石のほうが難易度が上だった気がします。 黒曜石のダンジョン以降は行ってないのでわかりません。 ちなみに石のダンジョンのボスは転生モンスターが2匹沸き、上級職の証が宝箱から出ました。鉄の宝箱では下級職の証でした。 どなたか難易度の詳細わかる方は難易度順の訂正をお願いします。(2014/01/11) 鍵付き宝物庫の記載を追加。鍵付き宝物庫のあること・・・の反転は必要ないと思われたら、削除してください。(2014/01/11) ダンジョンを追加。(2014/01/11) カジノ記載をしました。最上部の攻略のドロップダウンの方法がわからないので「カジノ」は無くでそのままですし、見出し(アンカー)の作り方がわかりませんでした・・・(2014/01/09) 転職のところをver分けて記載しました。最新版の方の情報を上にしました。(2014/01/09) 転職のところに追記、(2013/11/29) プラチナ鉱石・かがみの石鉱石・星の砂の塊はネザーで出ない事ないですかね?敵からは出ますが。(2013/10/02) 小ネタにロスト回避策を記載。書かない方が良いと思う方が居ましたら項目から除去お願いします。(2013/09/01) 差異があるのはVer1.70で鉱石の生成条件が変更されているからかもしれませんよ。 まあ、光の石は滅多にみつかりませんけどね。 ↓DQM2と間違えてたり、別Modの競合とかでは? 光の原石とメタルの鉱石通常ワールドでも確認済みなので訂正しました(2013/8/22) 鉱石の確認ワールドを追加しました。更なる情報求む(2013/8/21) アイテム名の手前に画像を記載すると読みやすくなると思ったので少し挿入していたが疲れました(2013/8/20) 上に行くほど新しいコメントになるようにしてください(2013/8/19)
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合宿三日目 朝 京太郎「…今日からがやばい気がする」 京太郎「とりあえず飯を食べにいこう」 京太郎「隣のホテルのバイキングに行くのも面倒だし、ここのホテルでいいや」 ーーーーーーー 理沙「京太郎!」 京太郎「あっ、おはようございます」 理沙「おはよう!」 京太郎「今から朝食ですか?」 理沙「そう!」 京太郎「良かったら一緒にどうですか?」 理沙「行く!」 京太郎「良かった、一緒に食べた方が美味しいですよね」 理沙「うん!」 ギュウ… 理沙「はやく!」プンスカ 京太郎「はいはい、慌てなくても時間はまだまだありますよ」 理沙「ない!」 京太郎「えっ、だって…」 理沙「一緒!」プンスカ 京太郎「なんでそんなに真っ正面から言うんですか、流石に照れますよ」 理沙「事実!」 京太郎「なら少し早く行きますか」 理沙「うん!」 理沙「アーン」 パク、もぐもぐ… 京太郎「これ、お返しです」 パク…もぐもぐ… 理沙「美味しい!」プンスカ 京太郎「それは良かった」 理沙「京太郎!」 京太郎「はい?」 理沙「全国!」 京太郎「ああ、出ますよ」 理沙「頑張って!」 京太郎「ありがとうございます」 理沙「終わったら!福岡!」 京太郎「……そういえば最近いってませんでしたね」 理沙「待ってる!」プンスカ 京太郎「でもそっちの両親が…」 理沙「大丈夫!大人!」 京太郎「大人が大人なんていいませんよ」 理沙「いじわる…」シュン… 京太郎「わかりました、また全国が終わったらそっちに行きますね」 理沙「約束!」 京太郎「ええ、約束です」 朝2 京太郎「……そうか、福岡に行ってもいいのか」 京太郎「そろそろ義姉さん達が弛むころだから様子を見に行こう」 ーーーーーーーー コンコン 京太郎「義姉さん達、起きてるか?」 シーン… 京太郎「バイキングにいってるのか?いや、それは絶対にないな」 コンコン 京太郎「義姉さん、起きろー」 京太郎「しぶといな…どうするか」 京太郎「良子義姉さんにかけてみるか…」 ♪ 良子「もしもし…」 京太郎「もしもし、良子義姉さん?」 良子「……」 良子「貴方…こんな朝にどうかしたんですか?」 京太郎(あなた?まあ、いいや) 京太郎「いや、とりあえずドアの前にいるから開けてくれ」 良子「そ、そうなんですか!ちょっと待ってくださいね」 ガチャ… 京太郎「やっとあいた…、義姉さん達はやく…」 クチュ……っ…! 約一分 良子「朝はやっぱりディープに限りますね…」寝ぼけ眼 京太郎「な、な、な…朝から何を色ボケてるんだよ!正座だ正座!健夜義姉さんも早く起きる!!」 健夜「ふぇ…なんで京君がいるの?」 京太郎「そんな事はどうでもいいからはやく正座!」 健夜「は、はい!」 昼1. 京太郎「朝からデンジャラスすぎるだろ…全く」 京太郎「トイレに行こう…色々ありすぎて賢者にならないといけない気がする」 はやり「ギュルビーン☆」 京太郎「は、はやりさん…どうかしたんですか?」 はやり「京太郎君が何処かに行きそうだから着いてきちゃった☆」 京太郎「いやはやりさん、俺は今からトイレに…」 はやり「うん、知ってるよ☆」 京太郎「なら通してくれませんか?」 はやり「いやだって京太郎君、賢者になりにトイレに行くんだよね☆」 京太郎「そ、そんな事はないですよ」オドオド はやり「それは嘘だよ☆だって京太郎君、合宿にきてから肌のノリがいいもん☆」 京太郎「そ、そんな事でなんでそうなるんですか?」 はやり「直感かな☆それよりもね…」 スッ…ギュ… はやり「はやりが抜いてあげようか☆」 京太郎「な、何を言ってるんですか!仮にもプロなんですから体を大事に…っん!」 くちゅ…くちゅ…ジュル… はやり「冗談なんかじゃないよ☆はやりは常に京太郎の事は本気なんだから☆」 京太郎「……」 京太郎「なら余計ダメです…」 はやり「理由を聞いてもいいかな☆」 京太郎「俺は貴方が怖いです…あの時の感覚がまだ残ってます」 はやり「それは私が悪いけど…今は関係ないよね☆」 京太郎「関係大有りです」 はやり「えっ?」 京太郎「なんの覚悟も無く、貴方に恐怖心しか抱いてないのに貴方を抱いたらあの時と同じですから」 はやり「…別にいいんじゃないかな☆」 パチン… 京太郎「あんたが良くても、俺はよくないんだよ。今でも俺が怖くて少し震えてるのにそんな事を言わないでくれ。拒絶したっていいんだ。親の責任ははやりん姉ちゃんの責任じゃないんだよ」 はやり「な、なんで…なんでその事を京太郎が知ってるの?」 京太郎「少し調べたら解る事だろ…義姉さん達がはやり姉ちゃんを近づけたくない理由も多分それが原因なんだろ」 はやり「ならおかしいよ…なんで京太郎は私の事を責めないの?おかしいよ…私のお父さんは京太郎の両親を…」 京太郎「……」 京太郎「それははやり姉ちゃんに関係ある事なのか?」 はやり「えっ?」 京太郎「今、はやり姉ちゃんがしようとしてる事とそれは関係があるかって聞いてるんだよ」 はやり「そ、それは…」 京太郎「もう良いんだよはやり姉ちゃん」 はやり「だ、駄目だよ…」 京太郎「俺もはやり姉ちゃんも充分に苦しんだんだ」 はやり「それ以上言ったら私…」 京太郎「もう過去に振り回されなくていいんだよ」 ギュ… 京太郎「…今まで苦しい思いをさしてきてごめん。俺なんかの為に尽くしてくれてありがとう。俺はあんたを赦す」 はやり「……で、でも…はやりの血の半分は!」 京太郎「全て赦す。はやり姉ちゃんははやり姉ちゃんだから」 はやり「あっ…ありがとう…京太郎……ごめんね、少しだけ胸借りるね…」 京太郎「ああ…周りには誰もいないから大丈夫だ」 ぎゅぅう…胸元にはやりの顔をやり抱きしめる はやり「うわぁぁあああん…ごめんね…本当にごめんね…怖かった…本当は全部怖かった!…いつ京太郎が気づくのか……愛も無く抱かれるかもしれないことや……いつ蔑まれるのか…全部全部怖かったんだよ…うわぁぁあああん」 京太郎「……」ただ抱きしめて はやり「うわぁぁあああん…」 はやり「ありがとうね☆京太郎☆」目が真っ赤 京太郎「どういたしまして…話し方は変わらないんですね」 はやり「慣れてしまったからしかたないよ☆」 京太郎「そうなんですか」 はやり「あと京太郎」 京太郎「はい?」 スッ…ギュ、クチュ…ぷはぁ はやり「次からは真剣に京太郎の事を狙うから、夜道には気をつけてね☆」 京太郎「えっ…」 はやり「それじゃあね☆はやり、今日はもう部屋で休むから☆」 京太郎「……なんも変わってねえじゃねえか!!!」 昼2. 京太郎「とりあえず着替えてきたけど…どうしようかな」 恭子「それ、ロンです」 ダヴァン「この待ちでシタカ」 明華「さすがに数をこなして行くとお互いの手の内がばれてしまいますね」 絹恵「まあ仕方ない事ですよ」 京太郎「……」盤面を見て試合の流れを追っている 明華「須賀君、また試合を見にきたんですか?」 京太郎「ええまあ…参考になる事が多いので」 明華「参考?」 京太郎「切り方や牌効率とかいろいろですよ」 ダヴァン「京程のプレイヤーでもそんな事を考えるんデスカ?」 京太郎「義姉の教えなんですよ。常に学び、上を目指せって」 絹恵「えっ須賀君、お姉ちゃんおったん?」 京太郎「居ますよ。自慢の義姉達です」 恭子「その義姉達も麻雀強いんですか?」 京太郎「俺より遥かに強いですよ。家族の中で俺は最弱でしたから」ワハハ 明華「なら両親も強いんですね」 京太郎「ああ……そうですね、親もきっと強かったと思います」 恭子、絹恵(強かった?) 京太郎「まあ、俺はこれで。お昼がまだなんですよ。それじゃあ」 明華「なにか地雷を踏んだみたいですね…」 ダヴァン「明華はそういうのに疎いデスカラ」 京太郎「…お昼ご飯を食べに行こう」 京太郎「何処に食べようかな…」 慧宇「ごしゅ…京太郎!」 京太郎「はい?」 慧宇「よ、よかったら私とランチに行かないか?」 京太郎「別に構いませんが…何処に行きます?」 慧宇「ホテルのバイキングでいいだろ?時間もあまり掛からないし」 京太郎「それもそうですね」 慧宇(…計画通り) 京太郎(なんでだろう…嫌な予感しかしない) 慧宇「私が適当に見繕ろってくるから京太郎は飲み物と席の確保をお願いしていいか?」 京太郎「別にかまいませんよ。飲み物は何が良いですか?」 慧宇「烏龍茶で頼む」 京太郎「わかりました」 ーーーーーー 慧宇(とりあえずここまでは計画通りだ…後は眠らしてそれで終わりだ) 慧宇(野菜と肉…魚より肉を好むはずだから見繕って…後は白米とスープか。こんなものかな。後はこれをスープに盛ってっと) サラサラ… スタスタ… 慧宇「待たせた」 京太郎「いや別に待ってませんよ。それじゃあ頂きましょうか」 慧宇「いただきます」 京太郎「いただきます」 京太郎「流石三ツ星ですよね、食材は偽っても手法は一流ですね」 パク…もぐもぐ 慧宇(なぜスープを飲まない!) 京太郎「どうかしましたか、ハオさん?」 慧宇「な、なんでもない。京太郎は、スープを飲まないのか?」 京太郎「あっ、すいません。気をつかわせましたね。ただハオさんが飲んでから頂こうかなって」 慧宇「わ、私は別に構わないぞ!そ、そうだ、のましてやろう」 スッ…ポチャ… 慧宇「あ、アーン」カァァ 京太郎「あ、ありがとうございます」 パク… 京太郎(睡眠薬?いや、複数混じってるな…ハオさんが盛ったのかな?でも理由が解らないし…どうしたものか) ゴクン… 京太郎(とりあえずハオさんにも飲んでもらうか) 京太郎「美味しいですね、お返しですよ。アーン」 慧宇「わ、私は別に!」 京太郎「そうですか…俺みたいな男に飲ましてもらのは嫌ですか…」 慧宇「そ、そんな事はないです!あっ…」カァァ 京太郎「ならアーン」 慧宇(……ご主人様からのアーン)ジュワ パク…ゴクン 京太郎「どうですか?」 慧宇「お、美味しいです」カァァ 京太郎「なら良かった」ワハハ 京太郎(飲んだって事は知らなかったのか?) 数分後 慧宇「ご主人……zzz」 京太郎「爆睡してしまった…どうしたものか」 智葉「須賀、何をしてるんだ?」 洋榎「き、京太郎!」カァァ 京太郎「いや、ハオさんがスープを飲んだら寝てしまって」 智葉「何を言ってるんだ?そんな事あるわけないだろ」 スッ…ゴクン 智葉「何も起きないだろ。愛宕、お前も飲んでみろ」 洋榎「えっ、あっ、うん」 スッ…ゴクン… 智葉「ほら何もないだろ。それよりも須賀、慧宇を部屋まで運ぶのを手伝え」 京太郎「え、俺ですか?」 智葉「お前は私達に慧宇をおぶわせるのか?」 京太郎「わかりました…」 京太郎「あれ、智葉さん個室なんですか?」 智葉「あまりじろじろと見るな。監督がきてないから私は一人なんだ」 京太郎「そうなんですか。ハオさんはベッドに寝かしますね」 智葉「ああ、頼む…」 智葉(なんだ、この眠気は…) 京太郎「よいっしょと…」 京太郎「では俺はこれで…」 バタ、バタ… 智葉「……zzz」 洋榎「……zzz」 京太郎「おい…まじかよ」 京太郎「ダブルサイズに三人を並べたのはいいが…このまま放置するのもまずいしな」 ーーーーーー 20分後 京太郎「とりあえずトシさんに連絡はいれといたが…どうしたものか」 ??「……っ」 「……っ」 身体が重い。朦朧とする意識の中で私の中に一つの感覚だけが支配していた。 あの人に抱かれたい。あの人にひれ伏したい。 「目が醒めましたか?」 綺麗な金髪に二枚目と言っていい顔立ち…ご主人様が此方を覗き込んでいた。 襲うか…待てまだだ、ご主人様もあの薬を飲んだはずだ。だから私からお情けを求めなくてもいいはず… 「良かった…智葉さんも洋榎も倒れて困ってたんですよ。水でもいれてきますね」 智葉?洋榎?なんで他の女の名前が出る。ああ、ここに他の女がいるからか… 「ご主人様…部屋に送ってもらっていいですか?」 悟られないように…部屋に着いてベッドに近づいた時に… 「降ろしますね…」 ゆっくりとご主人様が降ろしてくれる。 まだだ… まだ… 今だ! グッ… ご主人様の首を後ろに引いて体制を崩して、そのままマウントをとる。 「これはどういう訳ですか?」 冷めた目でご主人様が私だけを見てくれてる。 「抱いてください」 たった一言、全てが詰まった言葉が口から零れ落ちる。 「……薬を盛ったのもそれが理由か?」 「そうです。貴方に抱かれたい、貴方に求めて欲しい…」 言葉が止まらない。思考よりも感情が、言葉が紡がれていく。 私は貴方に… 「俺の気持ちは考えないんですか?」 えっ?ご主人様の気持ち? 「ハオは俺に無関心のまま抱いて欲しいのか?」 ご主人様の無表情な顔が僅かに強張る。優しい人…私如きを気にかけて心配してくれている。 そっとご主人様の顔に手を添え、唇を奪う。ご主人様は拒否する事も自ら動く事もなされない。舌をいれ、ご主人様を味わっていく。拙い舌使いだとは自分でもよくわかる…だがそれ以上にご主人様と繋がっている事が私を興奮させた。 ぷはぁ… 唇を離してご主人様を見る。一本の細い糸が私とご主人様を繋いでいた。 「私は…無関心でも…愛されなくても…側に居れればそれでいい」 ポタポタ… ご主人様の顔に頬を伝う液体が落ちた。私はその液体がなにかが解らない。 「泣きながらそんな事を言われても信じられないな」 スッ… ご主人様の手が私の髪を撫でる。 「俺は子供だからハオが嫌がっても離さない」 ご主人様の口から紡がれる言葉の一つ一つが私の中に溶け、私のお腹を温めてくれる。 「引くなら今だ。そうしたら俺は何も…っ!」 クチュ… そんな建前などどうでもいい…私は貴方にただ一言言われればこの身を全て貴方に捧げる覚悟がある。ご主人様が躊躇うなら私が背中を押そう。 「私は貴方を愛します」 「っ!」 ご主人様が今にも泣きそうな顔をする。逃がさない…私はもう紡いだのだ。 「私は応えました…だから私は貴方に抱いてもらいます。動かなくていいです。私は私の為だけに貴方を犯す」 マウントをやめ、立ち上がる。 パサ… 制服を脱いでいく。ああ、私は今からご主人様を犯すのだ…私の秘部はもう洪水のように濡れていた。 「…なら俺はハオを二度と離さない」 ギュ…バタン… そう聞こえた時、私とご主人様の立場は逆転していた。 「孕んでもらう。俺から絶対に逃がさない…だから覚悟しろ」 身体が震えた。私は聞きたかった言葉が聞けたのだ。 「は、はい…私は貴方の為だけに生きる覚悟がもうできてます」 私はこの日、純潔を散らし、大切な子供を授かった 後日談 「母様、なぜ父様をたまにご主人様と呼ぶのですか?」 切っ掛けはいつも通り家族で朝食をとっていた時の娘の一言だった。 ハオを抱いて10年。俺とハオには三人の娘達がいた。 「それはね、お母さんが父様の…」 「待て、母さん!何を言うつもりだ!」 冷や汗が止まらない。まさかまだ十歳になった娘に対してあんな事を言うつもりなのか? 「何ってそんなのは簡単な事ですよ、ご主人様」 ハオはそういいながら意地悪そうな笑みを浮かべた。こいつまだ俺がエイスリン達と浮気したと思ってるな… 「私とご主人様がどうやって結ばれたのか…私には娘に教える義務がありますから」 「そんな義務があるか!俺の父としての威厳がなくなるじゃないか!」 「そんなものがまだあったと思ってるのですか?」 「うっ…無いような気がする」 よく考えると家での俺の地位は最下層だったりする。 「大丈夫ですよご主人様。私はいつまでも貴方の側にいますから」 そう言った母さんの顔は俺には何よりも輝いて見えた。 END 京太郎「女子三人に対して男が俺一人…このまま俺がここにいたら不味い気がするからトシさんに代わってもらうか」 ーーーーー 夕方 京太郎「…さっき、ハオさんを鬼の形相で智葉さんと洋榎が追いかけて行ったけどなにかあったんだろうか?」 理沙「京太郎!」 京太郎「どうかしたんですか?」 理沙「晩御飯!」プンスカ 京太郎「何処かに食べに行きますか?」 理沙「うん!」 理沙「ホテル!」 京太郎「ホテルで食べるんですか?別にかまいませんけど」 理沙「フレンチ!」プンスカ 京太郎「あれ、フレンチって別料金なんじゃ…」 理沙「大丈夫!」 京太郎「だったらいいんだが…」 理沙「行く!」 ギュ… 京太郎「そんなに急がなくても大丈夫ですよ!」 理沙「美味しい!」 京太郎(流石に誰もいないな) 理沙「食べないの?」 京太郎「いや、食べるよ」 理沙「ならいい!」 京太郎「そういえば義姉さん達とはご飯は食べないんですか?」 理沙「お昼!」 京太郎「余計な心配だったみたいですね」 理沙「そっちは?」 京太郎「俺ですか?俺は義姉さん達と会わなくて一度は一緒に食べたいんですけどね」 理沙「喜ぶ!」 京太郎「そうですかね?合宿のコーチをしてて義弟とご飯をあまり食べたがらないイメージがあって」 理沙「大丈夫!」 京太郎「明日にでも誘って見る事にしますよ」 理沙「それがいい!」 夜1. 京太郎「少し今日は疲れたな」 京太郎「散歩に行こうか」 明華「また散歩ですか?」 京太郎「ええ、雀さんもですか?」 明華「そうです。夜風に当たるのも良いと思いまして」 京太郎「中々、風流なんですね」 明華「それ程でもないですよ。そう言えば貴方は大丈夫だったんですか?」 京太郎「何がですか?」 明華「ハオに薬を盛られたんじゃないですか?」 京太郎「ああ、あれはやっぱり薬だったんですか」 明華「気付いてたんですか?」 京太郎「ええまあ、ああいうのには耐性があるので大丈夫ですよ」 明華「た、耐性ですか…壮絶な人生だったんですね」 京太郎「まあ、そこまで壮絶でもないんですけどね」ワハハ 夜2. 京太郎「明華さんの顔が若干引きつってけど気のせいだよな?」 京太郎「寝よう…なんだか、起きてらロクな事にならない気がするし」 ーーーーーー 消灯時間手前 ピンポーン… 京太郎「……っ…誰か来たのかな」 健夜「京君…あれ寝てたの?」 京太郎「ああ、健夜義姉さんか…うんちょっと眠くて」 健夜「そうなんだ…ごめんね、起こしちゃって」 京太郎「別に構わないよ…部屋で話して行く?」 健夜「うん、私も京君とお話がしたいし」 ーーーーーー 京太郎「それでこんな夜中にどうしたんだ?」 健夜「…京君はエイスリンちゃんの事をどう思ってるの?」 京太郎「エイスリンの事?…そうだな、優しい人だと思ってる」 健夜「優しい人?」 京太郎「ああ…一定の踏み越えて欲しくないラインをギリギリ超えないで居てくれる。だけどこっちの事をずっと思ってくれれる。カピーも言ってたけど三歩下がって着いてくるってイメージがあるかな」 健夜「…ならもしエイスリンちゃんに告白されたらこいびとになるの?」 京太郎「解らない。多分、断ると思う」 健夜「理由を聞いていいかな?」 京太郎「エイスリンの好きと俺の好きが違うから。もしエイスリンに告白されるなら多分それは愛情からくる好きなんだろうけど、俺のエイスリンに対しての好きは親愛からくる好きだから…そこの差がいつか亀裂を産みそうで俺は怖い」 健夜「…過去の事を持ち出さなくなったんだね」 京太郎「それもぶっちゃけるとある。でもそれをずっと引きずってると前に進めない気がしてきたんだ…健夜義姉さんや良子義姉さんが居て、宮守の皆が居て…今までに無いくらいに俺は今、幸せなんだ」 健夜「そうなんだ…ちょっとほっとしたかな」 京太郎「ほっとした?」 健夜「うん、京君が過去を引きずって告白を断るって言われたらどうしようと思ったよ」 京太郎「まあ、三人からされれば嫌でも考えさせられるよ」 健夜「えっ、三人?」 京太郎「ああ……長野に居た頃に二人とこの合宿の間に一人にされた」 健夜「誰?だれにされたの?吐きなさい!」ゴゴゴゴゴゴ… 京太郎「近い、顔が近いから義姉さん!」 健夜「東横さんに竹井さん…愛宕洋榎…」 京太郎「義姉さん?」 健夜「ごめんね京君。本当はもっとお話したかったんだけど、良子ちゃんと話す事ができたからもう帰るね」 京太郎「お、おう…おやすみなさい」 健夜「うん、おやすみなさい。あと、これを枕元に置いといてね」 京太郎「これなに?」 健夜「疲れがとれるお香だよ。今日はもういいから明日にでも焚いて寝るといいよ」 京太郎「わ、解った…」 京太郎(焚いたらいけないと直感が告げてるんだが…) 健夜「それじゃあ、また明日ね」 ーーーーーーー 健夜「これで明日、京君の部屋に行けば私が勝つ!」 スタスタ… はやり「ギュルビーン☆面白い事になってきた…ねえ、ハオちゃん、洋榎ちゃん、智葉ちゃん☆」 慧宇「そ、そうですね」 洋榎(…明日か) 智葉(悪い予感がする…) 早朝 京太郎「…早く寝ると早く起きてしまうな」 京太郎「散歩に行こう」 恭子「須賀君、こんな早くになにしとるん?」 京太郎「おはようございます、末原さん。俺は散歩ですよ、散歩」 恭子「散歩ね…逢引でもしてたんとちゃうの?」 京太郎「そんな相手いませんよ」ワハハ 恭子「でも主将に告白されたんやろ?」 京太郎「…何の事だかわかりませんね」 恭子「顔が引き攣ってるで…」 京太郎「えっ、まじか」あたふた 恭子「嘘や」 京太郎「……」 恭子「そんな睨んでも謝りませんよ?それでどう答えるんですか?」 京太郎「断ります」 恭子「理由は?」 京太郎「第一に大阪と岩手だと遠い事、第二に俺と洋榎があまり知らない事。最後にこれが一番大事な事です。第三に俺が洋榎に対して恋人に成りたいと思うほどの恋愛感情がない事」 恭子「身勝手なんやね…」 京太郎「温い優しさは人を傷付けるだけだと思ってますから」 恭子「ほんまにウチには須賀君が解らん」 京太郎「何がですか?」 恭子「いや、何でもない。それじゃあ、ウチはこれで」 京太郎「はぁ…お疲れ様でした」 恭子「なんもしとらんやろ、私達。ほんまに変な人やね」 朝1. 京太郎「…時間はまだあるな」 京太郎「何処で食べよう…」 京太郎「合宿にきて初めて一人でご飯を食べるな」 ーーーーーーー 朝2 京太郎「どうしたものか」 塞「あれ、京太郎どうしたの?」 京太郎「いや、皆と話そうと思ったんだけど…朝ご飯か?」 豊音「そうだよー!」 京太郎「豊音も居たのかおはよう」 豊音「おはよう!」 塞「京太郎はご飯を食べたの?」 京太郎「ああさっき、一人で食べたぞ」 塞「そうなんだ…残念」 豊音「私達は今からなんだよー」 京太郎「そうなのか。誘いに来れば良かったな」 塞「そうだよ」 京太郎「…どうだ合宿の相手は?」 豊音「皆、色んな打ち方をしててたのしいよ!」 塞「塞ぐ相手の基準や塞いだ時の欠陥がわかるから物凄く為になってるよ」 京太郎「そうか…それは良かった」 塞「京太郎はどうなの?」 京太郎「俺か…俺も楽しいぞ」 豊音「それなら良かったよー。でも他校の女の子とあんまりイチャイチャしないだ欲しいな」 塞「そうだよ。他校の子に構うならもうちょっとだけ私達にかまって欲しいな」 京太郎「ぜ、善処します!」ダラダラ 塞「それじゃあ、また後でね」 豊音「また後でだよー」 昼1 京太郎「三日目にもなると皆、課題が見えてきたんだな」 豊音「追っかけどー、通らば立直!」 明華「またですか…」 白望「…ちょいタンマ……こっちかな」 絹恵(うぅ…) コトン… 豊音、白望「ロン」 豊音「立直一発ドラ3.…満貫」 白望「ダブ東…裏ドラ3で跳満」 絹恵「は、はい…」 京太郎「諦めたら駄目ですよ」 絹恵「えっ?」 京太郎「跳ぶかオーラスが終わるまで麻雀は諦めたら駄目です」 絹恵「は、はい!」 白望「京太郎…どっちの味方?」 豊音「そうだよー」 明華「モテモテですわね」 京太郎「俺は諦めない人の味方ですよ」ワハハ 白望「逃げた…」 豊音「…少し本気出すよ」 明華(…ようやく本気がみれそうですね) 絹恵(諦めない事が麻雀…) 絹恵(立直をかけたら追われて撃ち落とされる…ならウチが狙うのはダマで上がる) 豊音(…五月雨…いや月光で勝ちに行くよー) 白望(……ダルいけど…京太郎を見返す) 明華(私も少しだけ本気を出しましょうか) 京太郎(…ああ、豊音が本気で能力を使い始めたな) ーーーーーーー 東四局 絹恵(やっと聴牌…でもどれを切れば…) 絹恵(こっちや!) コトン 豊音「ロン、5200」 絹恵「は、はい…」 白望(交わされた……)清一聴牌 明華(残念です)跳満聴牌 ーーーーーー 南二局 絹恵(……できた、逆転手) 絹恵(諦めたら…諦めたら駄目なんや!) コトン… 白望「ロン、12000」 絹恵「っ!…は、はい」 ーーーーーーーー オーラス 絹恵(焼き鳥で残り1000点…うちなんかが勝てる訳…)フラッ… 京太郎「………」 絹恵(あれなんで須賀君、ウチの後ろにずっとおるん…見ててもしゃあないのに) 京太郎「……逃げるな」口パク 絹恵(っ!せや…諦めへん事が大事なんや!) 絹恵(……まだこのままやと…1000点…) 豊音(なんでだろう…トイメンの流れが操作できてない?) コトン… 絹恵「ポン!」 明華(一萬…?) コトン… 絹恵「ポン!」 白望(9索…チャンタ?) コトン… 絹恵「ロン!」 白望「2000点?」 絹恵「…ただのチャンタと違います」 バタバタ… 白望「えっ…」 絹恵「清老頭….48000です!」 白望「捲られた…」 京太郎「諦めなければ大丈夫だっただろ?」 絹恵「す、須賀君…」 バッ…ギュ…抱きしめて 絹恵「か、勝ったで!…諦めへんかったら大丈夫やったで!」 京太郎「良かったな」 絹恵「う、うん!」顔が近い事に気がつき真っ赤になる ガシ… 豊音「…まだまだ麻雀やるよー」 ガシ… 白望「次から本気だす…」 絹恵「えっ、えっ?」 豊音「京太郎は後でお話だよー」 京太郎「えっ?」 白望「塞連れてくる…」 京太郎「詰んでるだと…!」 昼2 京太郎「……胃が痛くなってきた」 健夜「そこで7索を切るのは甘いかな。それならまだ白の対子落としの方が攻めれるよね」 理沙「甘い!」 胡桃(なんでこのプロは一言か二言しか喋らないの?) 白望「うん…」 健夜「筋は良いし、能力も使いこなせてる。京君の相手にもなるんじゃないかな?」 白望「京太郎にはまだ勝てない…」 健夜「えっ?」 京太郎「健夜義姉さん達が教えてるのか」 理沙「そう!」プンスカ 胡桃(うわ、急に怒りだした) 京太郎「そうなのか…皆強いだろ、義姉さん」 健夜「そうだね…下手したら京君より強いかもしれないよ」 京太郎「俺はまだ義姉さんと比べたら未熟だからな仕方ない」 白望(…京太郎は強い) 胡桃(私達なんて京太郎にまだ勝ててないんだけど…) 健夜「京君も久しぶりに打つ?」 京太郎「いや、俺はいいかな。昼飯を食べに行く予定だし」 健夜「そうなんだ…あ、あれだよ、夜はきちんとあれを使って寝るんだよ」 京太郎「解ってるよ、それじゃあ」 胡桃(あれって何?) 白望(怪しい…) 理沙(……心配) 京太郎「何処で食べようかな…」 明華「あら、タラしさんも今からランチなんですか?」 京太郎「言葉の節々に悪意を感じるんだが…」 明華「いえ別にあの後、能力をフルに使ってきたあの二人を相手に三戦もさせられた事について怒ってません」 京太郎(つまり怒ってるってことなんだろ…) 京太郎「あー、その悪かった。昼飯を奢るから許してくれ」 明華「…期待してますね」 京太郎「何処にいくか…」 京太郎「ファミレスなんてどうですか?」 明華「私は何処でもいいですよ」 京太郎(どうみても不満ありますって顔だな…美味しいだけどな最近のファミレス) ーーーーーー 京太郎「ここでいいですか?」 明華「名前にロイヤルがついてるんですね」 京太郎「まあ、そこそこ美味しいですよ」 明華「私の価値はそこそこなんですね」 京太郎「急に高級フレンチでも困りませんか?」 明華「そ、それは…」 京太郎「また次に行く時は想像してる所に近い場所に連れて行きますよ」 明華「…それなら仕方ないですね」 明華「…意外に美味しいんですね」 京太郎「名前にロイヤルがついてますから」 明華「む…意地悪です」 京太郎「気のせいですよ」 明華「…流石、タラしさんですね」 京太郎「うっ…それやめてくれませんか?」 明華「嫌です」 京太郎「…俺が悪かったから許してください」 明華「嫌です。期待して案内されたのがファミレスでしたから」 京太郎「ならどうしたらいいんですか?」 明華「それは貴方が考える事じゃないんですか?」 京太郎「………」 京太郎「仕方ありませんね…最終手段に出る事にします」 明華「な、なにをしてくれるんですか?」 京太郎「俺と…」 明華「…」ごくん… 京太郎「お口なおしにスイーツを食べに行きませんか?」 明華「えっ?」 京太郎「だから俺と…」 明華「ま、待ってください。貴方は私を口説いてるんですか?」 京太郎「いや、気に入ってもない女を相手にこんな事言わないでしょ」 明華「なっ、なっ、な!」カァァ… 京太郎「どうしたんですか、顔が紅いですけど?」 明華「も、もう帰ります!貴方は本当に真性のタラしですね」カァァ 京太郎「そんなつもりは…」 明華「いいえ、貴方の言葉なんて聞いてません!それじゃあ」 京太郎「ああ…帰ってしまった」 ーーーーー 明華「ま、全く…この胸のドキドキが収まるまで帰れないじゃないですが…京太郎のバカ」カァァ 夕方 京太郎「…雀さんの姿が見えないな」 京太郎「なにやってるんですか?」 胡桃「小鍛冶プロの扱きがきつかったから休憩中」 京太郎「飲み物でも買ってきましょうか?」 胡桃「うんうん、そんな事しなくていいからそこの椅子に座って」 京太郎「はぁ、それでいいなら」 スッ…ギュウ… 胡桃「よいしょ…充電だよー」 京太郎「あ、あの…恥ずかしいんだが…」 胡桃「私は恥ずかしくないからいいの」カァァ 京太郎(顔が真っ赤だなんて言ったら怒られるんだろうな) 京太郎「なら仕方ないですね」 ギュウ…膝に座ってる胡桃を抱きしめて 胡桃「そ、そうだよ」カァァ 夜1. 京太郎「……何故だ、何故か危機が迫ってる気がする」 京太郎「あっ、智葉さん、こんばんわ」 智葉「ああ、こんばんわ。須賀、お前も今から夕飯か?」 京太郎「ええ、そうですよ」 智葉「なら私と一緒か何処にいくつもりなんだ?」 京太郎「…」 京太郎「蕎麦でも食べに行こうかなと」 智葉「蕎麦か…なら私のお気に入りの蕎麦屋が近くにあるが一緒にどうだ?」 京太郎「是非、お供さしてもらいます」 ーーーーーーーー 智葉「主人、二人だが席はあいてるか?」 主人「これは珍しい…お嬢が男を連れて来るとは。奥の何時もの所があいてる」 智葉「そうか、助かる。あと須賀とはそういうのじゃ…」 主人「誰もそんな事聞いてない」 智葉「ちっ…、須賀こっちだ」 智葉「どうだ?」 ズルズル… 京太郎「香り、喉越し、どれをとっても一流ですね」 智葉「そうか」 京太郎「…嬉しそうですね」 智葉「気のせいだ」 京太郎「……そういえば昨日はハオさんを追ってましたが何かあったんですか?」 智葉「っ!そ、それは須賀には関係ないだろ?」カァァ 京太郎「すいません…」 京太郎(地雷を踏み抜いたか?) 智葉「だいたい須賀があのスープを飲むのを止めていれば…」 京太郎「やっぱりあの薬、媚薬かなんかだったんですか?」 智葉「何故知っている?」 京太郎「いやまあ、飲みましたから」 智葉「はっ?なら何故、瑞原プロに解毒薬をもらっていない」 京太郎「いや、あれくらいの媚薬や毒が効いてたら俺は生きてませんよ」ワハハ 智葉「……すまん、不謹慎だった」 京太郎「ああ、別に気にしなくていいですよ。その三分の一の原因は瑞原プロですから」 京太郎「今日はありがとうございました」 智葉「…須賀、お前は何を背負って生きようとしてる」 京太郎「…俺は何も背負ってないですよ。背負ってないから生きてるんですよ」 智葉「どういう意味…」 京太郎「他人の貴方には関係ない事ですよ」 絹恵「それで須賀君がな…」 洋榎「ちょい待ち。絹、もしかして京太郎に惚れたん?」 絹恵「えっ?」 洋榎「さっきから京太郎の話しかしてないの気がついとるか?」 絹恵「そ、そんな事ないよ」 洋榎「…普通の恋愛ならお姉ちゃんとして妹に譲るけど京太郎だけは譲るつもりはない」 絹恵「だから、うちはそんなつもり…」 洋榎「ならウチが良いって言うまで京太郎の事を考えてみ」 絹恵「なんでそんな事を…」 洋榎「はやく!」 絹恵「わ、わかった…」 数分後 洋榎「もういい、それで体の中で一番熱い所はどこや?」 絹恵「……」 洋榎「沈黙か…それは肯定してるみたいなもんやで?」 絹恵「う、ウチは…」 洋榎「絹、大事な事や。怒るつもりも絹を嫌いになる事もせえへん。ただお姉ちゃんとして言わなあかん。遠慮するならウチは今日、京太郎に抱かれてくる」 絹恵「えっ?」 洋榎「ウチは本気や。オカンも知っとる」 絹恵「そ、そんなん駄目に決まってる!!」 洋榎「何が駄目なんや?」 絹恵「ウチだって須賀君に…っ!」カァァ 洋榎「ふふ…それが答えやろ。それじゃあ、ウチはもういくで」 絹恵「うぅ…お姉ちゃんの馬鹿!!」 夜、強制イベント 京太郎「明日で合宿が終わりで、俺は夕方には長野か…ハードだからもう寝るか。義姉さんから貰ったこのお香どうしようかな?」 京太郎「…甘い香りなんだな。アロマとかの知識はあるけど実際してみるとこんな感じなのか」 ピンポーン… 京太郎「誰かきたのか?はーい、ちょっと待ってください!」 バタバタ…ガチャ… 京太郎「塞か、どうかしたのか?」 塞「う、うん…ちょっとね。中に入って大丈夫かな?」 京太郎「ああ、別に構わないけど。義姉さんから貰った香を焚いてるから甘い香りがするけど気にするな」 塞「わかった」 スッ…ガチャ… 塞(えっ、何この匂い意識が……) 京太郎「何か飲むか?冷蔵庫の中身は高いから外の自動販売機で幾つか買ってきてるんだが…塞?」 塞「……」 京太郎「なんだその小瓶?」 塞「………ができる粉」 京太郎「えっ?」 スッ…サラサラ…ボッ… 京太郎「なんだ、塞もお香を持ってきてたのか」 塞「ウン…チョットトイレを借りるね、京太郎」 京太郎「ああ、別に構わないぞ」 ピンポーン… 京太郎「また誰か来たのか?はーい!」 ガチャ… 豊音「塞がこっちにきてないかな?」 エイスリン【塞の絵】 胡桃「ついでに京太郎と話そうかなって」 白望「ダルい」豊音におんぶされてる 京太郎「塞なら中に居るぞ…こんなに居るならちょっと下でお菓子でも見積もってくるわ」 豊音「着いてくよ?」 京太郎「いやいや、ここは男の俺に任せて中で待っててよ。鍵よし、財布よし…それじゃあ」 スタスタ… 豊音「行っちゃった…」 白望「中で待つ」 胡桃「そうだね…あれ、エイちゃんは?」 白望「先に部屋に入って行った」 胡桃「本当に最近、アグレッシブになったよね」 ガチャ…ウィーン オートロック ーーーーーーーーーー 京太郎「とりあえずスナック系統と飲み物、トランプもいるな。後は…」 良子「まさかあの薬を京太郎に渡すと思ってませんでした」 健夜「ご、ごめん。でも良子ちゃんも誘うつもりだったんだよ?」 良子「ダウト…全く油断も隙もないんですから」 健夜「うぅ…ごめんなさい」 良子「まあ、とりあえずは京太郎が焚いてるか焚いてないかで決めましょう」 健夜「良子ちゃん、もしかして…」 良子「そのつもりじゃないんですか?」 健夜「う、うん、そのつもりだよ!」 良子「なら京太郎の部屋に早く行かないと…」 ーーーーーーー 京太郎「あれって義姉さん達じゃないのか?…つまみも買っていかないといけないのか」 絹恵「お、お姉ちゃん、本当に行くん?」 洋榎「なら来んでいいで」 絹恵「う、うちはお姉ちゃんが心配で…」 洋榎「はいはい、はよいくで」 絹恵「お、お姉ちゃん!」 ーーーーーーー 京太郎「………ネタ用にポッキーと割り箸の追加か」 店員「まだかうんですか?」 京太郎「ええまあ…知り合いがきすぎてるんで」 店員「差し支えなければ何処の階に泊まってるから聞いていいですか?」 京太郎「ああ、最上階です。トシさん…先生のコネでそうなんですよ」 店員(あのスィートルームに一人で居るのかよ!) 京太郎「それじゃあ、俺は来れで」 店員(大半のスナック系統と女性受けのいいおつまみ、ドリンクを買って行った…乱交でもするのか?まさかな) 京太郎「樋口さんがとんだがまあ、仕方がないか」 ーーーーーー 京太郎「さて、予想が正しかったから9人居るんだよな…地獄絵図だな」 ガチャ… 京太郎「ただいまー」 智葉「逃げろ…須賀…」 バタ…ピクピク… 京太郎「えっ、智葉さん?」 健夜「あー、京君がやっと帰ってきたよー」 良子「遅いですよ、京太郎ー」 豊音「そうだよー、遅いよー」 塞「私達の秘部はもうぐちゅぐちゅなんだよ?」 エイスリン「英(早く、京太郎」 白望「ダルいけど…赤ちゃん欲しい」 胡桃「そうだよ、京太郎!早く!」 絹恵「うー、うー」猿轡をかまされている 洋榎「覚悟決めてや」 慧宇「ご、ご主人様…お、お情けをください」 はやり「これで独身アラサーから脱却だよ☆」 京太郎「待て、なんで皆裸なんだ!獲物を狙う眼で俺に近づかないでくれ!」 ドン…バタ…首筋に衝撃が走る 京太郎「えっ…?」 智葉「油断大敵だな、須賀…いや、京太郎。さっきまで逃げようと考えていたが気分が変わった。大丈夫だ、起きたら全てが終わってる」 京太郎「さ、智葉さん…も…かよ…」 コロコロ…小瓶が転がってきて 【臼沢家秘伝媚薬】 【エイスリン母特製子供ができる薬ver女の子用{成分、媚薬、興奮剤、特別製排卵誘発剤等】 【お姉さん特製ハッスルするお薬☆】 【ハオ家秘伝快楽薬】 京太郎(あっ…これ俺、腹上死するかも…しれ…な…い…) 健夜「大丈夫、あと十ヶ月したら」 良子「家族が30人くらいに」 豊音「なるだけだよー」 塞「京太郎は」 胡桃「何もしなくて」 エイスリン「ダイジョウブ」 洋榎「面倒は」 絹恵「私達がみるから」 智葉「安心して」 慧宇「寝ててくださいね」 はやり「ギュルビーン☆」 後日談 最強嫁集団の伝説。 1.12人で稼いだ麻雀の大会金額十数億。 2.世界大会はこの嫁達の産休やイベントで決まる。 3.本気を出すとカメラや窓ガラスが粉々になる。 4.年をとらない 5.二年に一度は子供を産んでいる。 6.なのに全員がファザコン 7.表にはでないが夫が最強らしい。 8.少し迷っただけで全てを解決できる。 9.百鬼夜行を率いている 10.睨めば全てを封印できる 11.常識人となのるも麻雀は非常識 12.絵を描けば国宝指定 13.牌のお姉さんから牌の先生にクラスチェンジして作家になる。 14.アラフォーと呼ばれるも結婚し勝ち組になる。 15.史上最強の中華嫁 16.全国のヤのつく人のトップ 17.日本を一人でワールドカップ優勝にみちびいた 18.ソロモンの悪魔を操る 19.応援に行けば阪神が勝つ 20.夫婦喧嘩で国が動く 21.結婚記念日は世界から戦争が消える ~~ 99.夫を気絶させて子供を授かる。 100.25才から見た目が変わらない。 末っ子「ねえ、お父さん」 京太郎「どうしたんだ?」 末っ子「これって本当なの?」 京太郎「本当だぞ」 末っ子「お母さん達って凄かったんだね」 京太郎「まあ、俺の嫁さん達だからな」 末っ子「お父さんはお母さん達に襲われたの?」 京太郎「ノーコメントだ」 末っ子「襲われたんだね」 京太郎「起きたのが二日後で絞りとられてたぞ」 末っ子「…大変だったね」 京太郎「まあな…でもまあ幸せだからいいだろ」 末っ子「そうだね。私もお兄ちゃんやお姉ちゃんがいっぱいいるから寂しくないし…でも…」 京太郎「おい待て、それ以上は言ったら」 末っ子「弟か妹が欲しいな」 京太郎「まずい!逃げないと!」 ガシ… 京太郎「……」冷や汗をかいている 嫁s「今晩、がんばらないとね」 京太郎「は、はい」 END
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八月四日 朝 京太郎「昼前には岩手に帰るんだよな」 京太郎「早くこれをどうにかしないとな」 京太郎「………松実玄さんと仲良くなりたい」ボソ… ??「叶えましょう、その恋を」 昼1. 強制イベント 健夜「それじゃあまたお盆にくるから」 健夜母「はいはい、待ってるわ」 マホ「ま、マホもまた来ていいですか?」 健夜「当たり前よ。またいらっしゃい」 マホ「やった!」 京太郎「元気だな」 健夜父「京太郎」 京太郎「は、はい」 健夜父「これを持って行きなさい」 京太郎「…タロットカードですか?」 健夜父「ああ。もっておくといい」 京太郎「わかりました」 夜 京太郎「岩手に帰って来たぞ!」 カピー「パカパカ(久しぶりだな」 京太郎「おう、帰ってたのか」 カピー「パカパカ(アトランティスはつまらなかったからな」 京太郎「…前と同じ事を言ってるぞ」 カピー「パカパカ(また数奇な物を拾って来たな…ついでだ輝石の鑑定も済ませよう」 カピー「パカパカ(見事にただの輝石が二つだな」 京太郎「期待させてそれはないぜ」 カピー「パカパカ(馬鹿者。輝石が二つの時点で恐ろしい事になる」 京太郎「そうなのか?」 カピー「パカパカ(…教えといてやろう。輝石は一種のブーストアイテムだ」 京太郎「ブーストアイテム?」 カピー「パカパカ(ああ。特定のアイテムのみのな。しかも相乗効果がある厄介なものでな…くれぐれも慎重にアイテムを使うんだぞ」 京太郎「…覚えとく」 ーーーーー 就寝前 京太郎「また獅子原さんからメールが着てるな」 From 獅子原爽 北海道に帰ったけど京太郎君は岩手に帰ったのかな? 京太郎「昼前に帰りましたよと…」 From 獅子原爽 昼前って事は夕方前くらいに岩手かな?旅行で疲れてると思うから体調には気をつけてね 京太郎「メールしてる分には普通なんだよな…ありがとうございます、獅子原さんも気をつけてくださいねっと…」 From 獅子原爽 うん、ありがとう! あと私の事は爽って呼んでくれると嬉しいです!!! 京太郎「わかりました、爽さんって呼びます…と」 From 獅子原爽 うん、私も京太郎君って呼んでるからね。 もう遅いからおやすみなさい。 メール一番下 愛してます、京太郎君。 京太郎「……まだ判断するにははやいな」 ーーーーーー 爽「えっと…明日あたりから写メを添付してならしていかないと……全国までにパジャマ…いや、下着までは見てもらいたいな…」愉悦笑み 爽「爽さんか…爽って乱暴に呼んでくれてもいいのに…いけないいけない、欲張ったらダメ。全国までに距離を詰めていかないと」 八月五日 土曜日 京太郎「全国まであと一週間!」 京太郎「もう鎖しかないんだが…」 京太郎「この鎖は物騒だからな…人を縛るのとかに適してるし…」縛られてるモモをふと想像して ??「縛りましょう、その愛を」 ??「ワタシガテツダッテアゲルネ」 京太郎「えっ?あれ、また鎖が消えてる」 昼1. 京太郎「鎖が消えたからな…」 京太郎「トキさんに連絡してみるか」 京太郎「とりあえずありきたりに元気ですかと…」 From トキ 絶好調やで。全国に向けて合宿してるねん 京太郎「そ、そうなのか…なんか悪い事をしたな。すいません、合宿中にメールしてしまってと…」 From トキ 今は休憩やから大丈夫やで。今なら三巡先まで見れるんやで! 京太郎「麻雀で三巡先が見れたらつよすぎるでしょ。実際どうなんだろう、三巡先か…考えても無駄だな、解らないし」 From トキ 強いで!ずらされても和了するからな! 京太郎「ずらすの意味がよくわからんけどまあいいか」 昼2. 京太郎「義姉さんとマホは本当に仲がいいな」 京太郎「智葉さんからメールがきてる…どうかしたのか?」 From 辻垣内智葉 ハオとネリーの様子がおかしいから用心しろ。 京太郎「様子がおかしい?どういうことですか…と」 From 辻垣内智葉 わからない…ただ、私の勘が危険だと告げてるんだ。 京太郎「……俺は智葉さんを信じますよ。たぶん、ネリーの悪巧みかなにかですから用心しておきます…と」 From 辻垣内智葉 そうしてくれ。何かがあったら連絡しろ。力になるからな 京太郎「ありがとうございます…と。何が起きてるんだろうな」 ーーーー 夜 京太郎「どうしたものかな」 京太郎「義姉さんと話すか」 京太郎「良子義姉さんと話すか」 コンコン… 良子「私です京太郎。少し話しませんか?」 京太郎「かまわない。俺も義姉さんと話すつもりだったし」 ガチャ… 良子「相変わらず綺麗な部屋ですね」 京太郎「物が少ないだけ。多いと面倒だからな」 良子「ふふ、年相応の考えでは無いですね」 京太郎「そうかな?男で物に溢れかえってる奴なんか趣味に没頭してるやつだろ」 良子「京太郎はないんですか?」 京太郎「趣味か?ないかな。麻雀本とかかかさず買ってるけど本だから本棚に出して、理解したら古本で売るから」 良子「家庭的…京太郎は主夫になれます」 京太郎「主夫か…それでもいいんだけどな。誰かの為に待ってるて素敵な事だし」 良子「あぅ…は、反則です」小声 京太郎「何か言った?」 良子「な、なんでもないです!」 京太郎「へんな良子義姉さん…それより、明日から居ないんだろ?」 良子「ええ、少しマホを連れて鹿児島に行こうかなと」 京太郎「なんでマホもなんだ?」 良子「マホの能力を霞達にみてもらいます」 京太郎「そういう事か…それなら仕方ないか」 良子「大丈夫ですよ。全国で会えますから」 京太郎「べ、別にそんな事言ってないだろ!」 良子「はいはい、京太郎はツンデレですね」ニコニコ ーーーー 就寝前 京太郎「爽さんは料理もできるのか」 From 獅子原爽 添付画像 晩御飯のカレー一枚、カレーを持った爽の画像 今日は頑張ってカレーを作ったよ。京太郎君は料理とかできるのかな? 京太郎「そこそこできますよっと…カレー、すごく美味しそうですね」 From 獅子原爽 自信作だから、そう言われると嬉しい。 機会があれば作るよ。 京太郎「楽しみにしてますっと……あれ、なんか誘導されたか?」 From 獅子原爽 うん、腕によりをかけて作るからね! それじゃあ、もう遅いからおやすみなさい。 メール一番下 愛してます、京太郎君 京太郎「………待て、惑わされるな」 ーーーーーーー 爽「やった!ご飯作る約束ができだ…15件しかメールできないから考えないといけないと思ったけど大丈夫かな。朝のおはようと夜のおやすみなさい…これだけでも進歩。でもゆっくりと段階を踏まないと…勝負はこれから!」 八月六日 日曜日 朝 京太郎「いい朝だな」 京太郎「義姉さんを起こしに行くか」 京太郎「…良子義姉さんはもうおきてるよな?」 ーー リビング 京太郎「おはよう、良子義姉さん」 良子「おはようございます。モーニングはもうできてますよ」 京太郎「健夜義姉さんにも見習って欲しいな」 良子「…外では完璧超人だからしかたありませんよ」 京太郎「完璧超人か…まあ間違ってはないな」 良子「ええ。だからしかたないです」 京太郎「…まあ、しかたないのか」 ーーーーーー 健夜「へくち…噂してるのかな」二度寝 昼1 京太郎「一気に寂しくなったな」 京太郎「部活に行くか…久しぶりだからおこられないかな」 ーーーーー 部室 京太郎「案外ピリピリしてないんなだ」 豊音「なんでピリピリするの?」 京太郎「いや、もうすぐ全国だからな」 白望「慣れてるから大丈夫」 京太郎「皆初めてじゃないのか?」 胡桃「四回目だからね、どうにかなるよ」 京太郎「四回目ってなんだ。留年してることになるぞ」 塞「まあ、気にしなくていいよ。勝つのは私達だから」 エイスリン【優勝カップの絵】 塞「京太郎、データ整理するからちょっと手伝って」 京太郎「別にいいけど何処の整理をするんだ?」 塞「永水かな…あそこはシード校だから」 京太郎「永水か…あそこは特殊だからな」 塞「そうだね…薄墨さんは私が完封できるけどただ序盤の神代さんがね…最初から九面を降ろさられたらシロでも辛いから」 京太郎「…詳しいみたいだな」 塞「えっ、ああ、シード校だからね。ある程度は…」 京太郎「霞さんの能力は?」 塞「天岩戸かな…防御系だけど個人戦で打点が凄いからオンオフができるみたい」 京太郎「…豊音の能力でどうにかなるのかな?」 塞「月光じゃ無理だから他家を飛ばす方向かな…」 京太郎「得点の差か…シロは姫様、エイスリンは巴、胡桃は春…副将の稼ぎだな」 塞「それって…」 京太郎「そう言う事だろ」 塞「やっぱりそうなるよね…」 ーーーーーーー 帰り道 京太郎「秘密特訓の為に皆と帰れなかった…秘密特訓ってなんなんだ?」 ーーーー 夜 京太郎「…一人は寂しいな」 カピー「パカパカ(どうした?」 京太郎「いや、喋ろうと思ってな」 カピー「パカパカ(ふん…久しぶりの一人が寂しくなったか」 京太郎「…そうとも言うな」 京太郎「これを何時の間にか持ってたんだが何か解るか?」時計を見せて カピー「パカパカ(銀時計だろ」 京太郎「いやそれは解るんだが何か不思議な感じがするんだ。針も11時59分で止まっているし」 カピー「パカパカ(その時計には微塵の能力もない」 京太郎「そうなのか…なら俺の勘違いか」 カピー「パカパカ(いや、そんな訳でもないんだ主」 京太郎「えっ?」 カピー「パカパカ(それはある吸血鬼がメイド長に贈った大切な代物だ。どうだ主、主が良ければそれを私が返しておこう」 京太郎「吸血鬼か……そんな存在居るんだな。でもまあ大切な代物なら返しておいてくれ」銀時計をカピーの前に置いて カピー「パカパカ(吸血鬼ぐらいいるさ。私が居るんだから。幻想の最後の楽園と言えば聞こえがいいが哀れな女の夢の国だ」 京太郎「夢でも国を作ったらその人はすごいな。まあ、行きたくはないけど」 カピー「パカパカ(主はそうだろうな。まあ、楽しみにしておけ。届けた対価くらい貰ってきてやる」 ーーーーーーーーー 就寝前 京太郎「……爽さんは実はまともなのか?」 ーーーーーー 爽「明日は水着…まだはやいかな。麻雀の話を振ってもう少し打ち解けて…」ぶつぶつ ーーーーーー 朝 京太郎「金髪のお姉さんの夢を見た…気がする」 京太郎「……寝よう」 京太郎「良く寝たな」 ーーーーーー 昼1. 京太郎「スーパーに行かないとな」 京太郎「部活に行くか」 ーーーーーー 京太郎「皆いるみたいだな」 胡桃「京太郎、槍について教えてもらっていいかな?」 京太郎「別にいいけど…感覚だぞ?」 胡桃「なんだろう…今なら大丈夫なきがする」 京太郎「…それはそれで複雑なんだがな」 胡桃「いいから早く」 京太郎「はいはい」 ーーーーーーーー 京太郎「…形はできてるのに中身が無い感じがする」 胡桃「うーん…京太郎は私には何が足りないと思う?」 京太郎「麻雀で?」 胡桃「うん」 京太郎「火力だな」 胡桃「そうなるよね…」 京太郎「ああ。ヤミテンだから火力が出にくいからな」 胡桃「なら火力を槍に求めたらいいんだね」 京太郎「そうだな。槍で火力がでたら最高だな」 胡桃「ちょっとがんばってみる」 京太郎「おう」 帰り道 京太郎「スーパーに寄って帰るか」 ーーーー 夜 京太郎「カレーの出来がいまいちだったな」 カピー「パカパカ(主、これを受け取れ」赤い槍のペンダントを渡されて 京太郎「これはなんだ?」 カピー「パカパカ(グングニルだ」 京太郎「はっ?」 カピー「パカパカ(ああ。あの吸血鬼からの謝礼だ。ハートブレイク……解りやすく言うと鎖の最上位だ」 京太郎「……やばくないか?」 カピー「パカパカ(大丈夫だ。中途半端ではないからな」 京太郎「このタロットなんなんだ?」 カピー「パカパカ(…それをあの男から渡されたのか?」 京太郎「ああ。もっておくといいと言われた」 カピー「パカパカ(ふん、娘の成長にほだされたか。そのタロットは…………主にとって大切な物だ」 京太郎「珍しく歯切れが悪いな」 カピー「パカパカ(私にも話せない事はある」 京太郎「そうなのか…効果とかあるのか?」 カピー「パカパカ(運命を寄せる事ができる。解りやすく言おう。それは私の力すら凌駕する」 京太郎「……凄いものなんだな」 カピー「パカパカ(…私には無いものが込められているからな」 京太郎「なんだそれ?」 カピー「パカパカ(ふん、秘密だ」 ーーーーーー From 獅子原爽 今日は部活の皆と水着を買いに行ったよ! 画像添付 京太郎「水着か…可愛い水着ですね。今年は暑いですからプールとか行きたくなりますもんね…と」 From 獅子原爽 そうだね。水着姿を添付してたので良かったらみてください。 画像添付 京太郎「……」 ポチ… 京太郎「………かわいいです…と」 From 獅子原爽 ありがとう!時間があったら一緒に海に行きたいです!もう夜も遅いので体調に気をつけてください。おやすみなさい。 メール一番下 愛してます、京太郎君 京太郎「……保存しとこう」 ーーーーーーーー 爽「計画通り!!」ガッツポーズしていて 爽「明日は普通の会話でそれとなく話題を振って、明後日に下着を贈る…わざと胸とかをみせて」ぶつぶつ 朝 京太郎「…幼女の夢をみた」 京太郎「朝ごはんを食べていくか」 ーーーーーー 昼1 京太郎「どうしようか」 部活 京太郎「今日はどうしようか」 エイスリン「オシエテ!」 京太郎「あれ、これって俺の譜面じゃないのか?」 エイスリン「ウン!ベンキョウニナル!」 京太郎「し、しかたないな」にやけていて エイスリン(ちょろいよ、京太郎) 帰り道 京太郎「何処かによって帰るか」 本屋 京太郎「最近、ちゃちゃのんの人気が凄いよな…何を買おうか」 京太郎「特集号にしとくか。今回は…咏さんの特集か」 夜 京太郎「はやりさんがニュースキャスターをしてて少し驚いたな」 京太郎「……どうしてこうなる」 京太郎「智葉さんとの縁でも占ってみるか…確かこうやって…」 ??「聞こえる事はないのでしょう…ただ私が貴方にできる最後の行為…強く生きて、京太郎」 カピー「パカパカ(…ふん、死してなお子を思うか」 From 獅子原爽 地元で花火大会があったのでそれの報告と浴衣姿の写メを送りますね! 画像添付 京太郎「自家撮りで花火と浴衣を綺麗に写してるな。浴衣も爽さんも綺麗ですねっと」 From 獅子原爽 ありがとう!花火も色取り取りで綺麗だったよ!京太郎君は何色が好きなのかな? 京太郎「好きな色か…黒や白とかが好きですね…と」義姉の影響 From 獅子原爽 黒の花火は無かったかな…白の花火はあったよ!私も好きだな、黒と白。夜も遅いからこれで最後かな。おやすみなさい。 メール一番下 愛してます、京太郎君 京太郎「……普通に可愛い気がする」 ーーーーー 爽「私服は白中心で勝負下着は黒?逆でもいいけどな…うーん両方にしよう!」服を見て悩んでいて 八月九日 水 朝 京太郎「明後日には東京か」 カピー「パカパカ(明後日から東京だったな」 京太郎「まあ、そうなるわな」 カピー「パカパカ(私も今回は同行するからな」 京太郎「珍しい、なにかあるのか?」 カピー「パカパカ(昼ドラより生々しい修羅場がみたいだけだ」 京太郎「相談なんだが知り合いがご主人やご主人様とか言ってくるんだが…どうにかならないか?」 カピー「パカパカ(ならないな。Reや反Reは私の干渉を一切受け付けない。弱体化もしないし、世界が変わっても主を想う…ある意味最強の主の為の人間だな」 京太郎「な、なんなんだよ、それ…」 カピー「パカパカ(そうしたのは主だ。責任はとらなくていい。ただ覚悟はしておけ。彼奴らの行動原理は全て主を想った行為だからな」 京太郎「それがハオ達だって言うのか?」 カピー「パカパカ(さあな。それは質問外だ」 昼1. 京太郎「……なにがどうなってるんだ」 京太郎「部活だな」 豊音「今度こそ槍ができる気がするんだよー!」 京太郎「…なんかやる気に満ち溢れてるな」 豊音「だって最近、皆が槍を使えるから…私も欲しいかなって」 京太郎「それを言ったら塞もいるんじゃないのか?」 豊音「塞は能力で二人まで封じれるから大丈夫みたい…私は完全に封印できないから槍が欲しいよ!」 京太郎「でも豊音の槍のモデリングは難しいぞ」 豊音「…やっぱり二個発動は無理かな?」 京太郎「月光と昇竜を同時に発動できたら確かに強いからな」 豊音「そ、それに京太郎とお揃いの槍が欲しいんだよ」 京太郎「……ならちょっと頑張ってみるか」 豊音「うん!」 帰り道 京太郎「今日は真っ直ぐ帰るか」 ーーーーーー 夜 京太郎「どうしようか」 京太郎「たまには一人でやるか」 京太郎「……よし、勝った。あれウィスがきてるな」 京太郎「二代目希望さんからか…」 希望「一位おめでとうございます」 京「ありがとうございます」 希望「また良かったら打ってくれませんか?」 京「かまいませんよ」 希望「ありがとうございます!これは、私のメルアドとスカイのアイディアです。私はこれで落ちるのでまたお願いします。お疲れさまでした」 京「はい、お疲れさまでした」 ーーーー 京太郎「そういえばきっちり15件でメールが終わってるのは気のせいか?」 From 獅子原爽 今日は熱くて溶けそうでした……だけどソフトクリームを食べて乗り切ったけどね! 画像添付 京太郎「ソフトクリームを食べてるだけなのになぜかエロい……この季節のアイスは最高ですよね…と」 From 獅子原爽 うん!美味しいし、火照った体を冷ましてくれるから私も好き。明日は東京の準備の為に買い物だから楽しみです! 京太郎「買い物か…旅行に行きすきで買い物とかしなくなった。何を買うんですか…と?」 From 獅子原爽 服とかかな…折角の東京だし、それに京太郎君にも会えるかもしれないから。また明日にでも買ってきた物を写メで送るね 京太郎「服か…期待してますと…夜も遅いので今日はもう寝ます、おやすみなさい」 From 獅子原 期待に答えられるよう頑張る! おやすみなさい。 メール一番下 愛してます、京太郎君 京太郎「………可愛い」 ーーーーー 爽「やった!言質がとれたからこれで下着姿で画像が送れる…明日の買い物は真剣にしないと…」メラメラ 朝 京太郎「水色幼女に翼が生えてた……チェスを挑まれたから圧勝したけど…まあ、夢だからな」 京太郎「朝ごはんでも作るか」 カピー「パカパカ(グングニルから縁ができ始めてるな…厄介な事にならなければいいが」 ーーーーーーー 昼1. 京太郎「明日出発だから部活は無しか」 京太郎「買い物にでも行くか。誰か誘おうかな?」 京太郎「胡桃を誘ってみよう…」 ♪ー 胡桃「もしもし、どうかしたの?」 京太郎「いや、良かったら買い物に行かないかなって」 胡桃「別にいいよ。一時間後に繁華街に集合かな?」 京太郎「かまわないぞ」 胡桃「それじゃあ後でね」 プツン… 京太郎「準備しないとな」 ーーーー 胡桃「何を着て行こう…ワンピースでいいかな?」 ーーーーーー 繁華街 胡桃「おまたせー!ちょっと待たせたかな?」 京太郎「いや、俺も今きた所だから大丈夫」 ギュ…手を繋いで 胡桃「明日からの買い物だよね?」 京太郎「そうだな…服とかはあるから日焼けクリームとかかな…あとできたらコンを詰めてるみたいだからリフレッシュになればいいかなって」 胡桃「ありがとう。京太郎のそういう所が好きだよ」 京太郎「……は、恥ずかしいからやめてくださいよ」カァァ 胡桃「紅くなってる。早く行こう」 京太郎「なんで本屋に?」 胡桃「今日はあれの発売日だからね」 京太郎「あれ?」 胡桃「うん、あれだよ」 スタスタ…歩いて行き 胡桃「これだよ、これ!」 麻雀ウィークリー【高校生特集期待の超新星宮守高校】 京太郎「すげぇ!な、何これいつ取材を受けてた?」 胡桃「合宿の時にね」 京太郎「うぉぉ…三冊買おう。家に保存する」 胡桃「豊音みたいになってるよ」 京太郎「嫌だってな、なぁ。雑誌だぜ、雑誌…俺は載った事ないからな」 胡桃「京太郎は取材を受けたくないでしょ」 京太郎「ばれてるか…まあな、マスコミはあまり好きじゃないからな」 胡桃「そう言うと思った」 京太郎「でもまあ、大切な人が特集を組まれてると嬉しいな」めくっていき 胡桃「ありがとう」 京太郎(…なんで最後のページに宮守には大魔王が潜んでると書いてるんだ) ーーーーーーーーーー 京太郎「それじゃあまた明日」 胡桃「うん。遅刻したらダメだよ」 京太郎「俺は遅刻しないさ」 ーーーーーーー 昼2. 京太郎「買い物はすました…てか、あれだな明後日には男子個人だもんな。やばい、緊張してきた」 京太郎「……この槍が鎖の最上位ね…」 京太郎「……誰を思えばいいんだ?」部屋を見渡して 麻雀ウィークリー【選手持ちネタ特集】 煌「すばら!」 京太郎「すばら!…あっ…」 ??「私のグングニルは最強よ」 バリン…粉々に砕ける 京太郎「な、なんだったんだ?」 夜 京太郎「明日の準備ができたな」 カピー「パカパカ(明日だな」 京太郎「おう」 カピー「パカパカ(修羅場だ…生々しいからな楽しみにしてるぞ」 京太郎「俺を応援しないのか?」 カピー「パカパカ(負ける方が難しいからな」 京太郎「女子個人はどうなると思う?」 カピー「パカパカ(運がいい奴が勝つ」 京太郎「はっ?」 カピー「パカパカ(だから運がいい奴が勝つ」 京太郎「なんでそうなった」 カピー「パカパカ(真実だからな。混沌から何が産まれるかを聞いているみたいなものだぞ」 京太郎「…そうなのか」 カピー「パカパカ(個人的にはあの龍が勝つと思うがな」 京太郎「龍?」 カピー「パカパカ(ああ、悪龍と名高い最強の龍を身に宿したあの女がな」 京太郎「……」 ーーーーーーー 京太郎「宮守特集を読んで頭を冷やそう」 京太郎「エイスリンが麻雀について話してるな」 ーーーーー 記者「ウィッシュアートさんは個人戦出場するそうですが、それについての意気込みを聞かしてもらってよろしいですか?」 エイスリン「何ができるかわかりませんが…できる事はするつもりです」 記者「……日本語がとても上手なんですね。全国和了率一位と言われてますがそれについて何かありますか?」 エイスリン「日本語は良い友人に恵まれたのでそのおかげです。和了率一位は和了る事はできるが打点力が無いと言う事なので本戦では打点を意識していきたいです」 記者「そうですか。麻雀を初めて一年にならないと聞いていましたが影響を受けた打ち手はいますか?」 エイスリン「そうですね……岩手の大魔王から伝家の宝刀を教えてもらいました」 記者「えっ?それはあの岩手一位通過の須賀選手の事ですか?」 エイスリン「はい。私は彼には感謝しても感謝しきれません」 記者「そ、その点についてもう少し教えてもらう事は…」 エイスリン「それはできません」 記者「それは何故ですか?」 エイスリン「彼の口から聞いた方が記者さんも面白いでしょ?」 記者「…プロと話してるな気分になりますよ。そうですね、機会があれば聞いてみる事にします」 エイスリン「是非。私も彼がどう思ってるか知りたいので」 記者「では次は日常についてですが……」 ーーーーーー 京太郎「……エイスリンはワシが育てた」どや顔 京太郎「……どうしてこうなった」 京太郎「次は塞か…」 ーーーーーーーーー 記者「次は日常について聞かして欲しいのですが、普段の生活で麻雀以外に努力している事とかありますか?」 塞「麻雀以外にですか……料理とかを頑張っています」 記者「料理ですか。得意料理を教えてくれますか?」 塞「肉じゃがです。大切な人が大好きと言ってくれるので」 記者「色々な意味で熱々ですね。その大切な人は全国にきてくれますか?」 塞「はい。応援もしてくれると思うので頑張りたいです」 記者「それは是非、頑張ってください。次に注目選手を聞かしてもらえますか?」 ーーーーーー 京太郎「塞は付き合ってたのか……どう考えても俺だよな……」 京太郎「胡桃のページか…」 ーーーーーー 記者「注目選手について聞かせてください」 胡桃「白糸台の宮永選手を筆頭に注目してる選手は多く居ますが……私個人が一番注目しているのは臨海のハオ選手です」 記者「その理由を聞かしてもらえますか?」 胡桃「アジア二位ですし、高い打点力と聴牌率は脅威的ですから」 記者「対策はしているのですか?」 胡桃「ノーコメントで。それは各高校がしてる事ですから」 記者「…宮守の皆さんはプロみたいな風格がありますがこれについて一言もらえますか?」 胡桃「気のせいです。私達はプロではないですから」 ーーーーーー 京太郎「なんでだろう、どや顔してる姿が目に浮かぶ」 京太郎「爽さんからメールが着てるな」 From 獅子原爽 買った服の写メ送ります! 画像添付 京太郎「白と黒の服が多いんだな…この前言ったからかな?」画像をみており From 獅子原爽 水着と下着です 画像添付 京太郎「水着と下着?…黒の水着だ。この前のやつだな。下着は……白だ……いや、これ胸見えてる」スマホをがん見して罪悪感に襲われて下を向く 京太郎「と、とりあえず似合ってますって打って…」テンパる 京太郎「胸綺麗でした…送信…あっ…やらかした…」 From 獅子原爽 ありがとう!明日から全国頑張ってください!試合応援にいきます!おやすみなさい メール、一番下 愛してます、京太郎君 京太郎「あぅ…ど、どうしよう」 ーーーーーーー 爽「綺麗…綺麗って言われた…嬉しいな…」ベッドの上でジタバタしており 早朝 京太郎「最秘密フォルダーに保存してしまった…最低だな」 京太郎「朝ご飯を食べよう」 ーーーーー カピー「パカパカ(そういえば主はどこのホテルに泊まるんだ?」 京太郎「いや、実家か健夜義姉さんの家に泊まろうかなって…」 カピー「パカパカ(そんな事が許される訳ないだろ。それに私はどうなる」 京太郎「ああ…嫌いだったな東京って土地が」 カピー「パカパカ(嫌いなのでは無い、あそこの土地にひいてある結界が面倒なだけだ」 京太郎「じゃあ高校から指定されたホテルに泊まる事になるかな…」 カピー「パカパカ(ふん、そう言うと思ってホテルを用意してやったぞ」 京太郎「はっ?」 カピー「パカパカ(4つ選択肢があるから選ぶといい。次に質問したら無しだからな」 京太郎「……」 京太郎「ならBホテルかな…流石に皆と同じホテルはまずいからな」 カピー「パカパカ(懸命だな。私が一番楽しめる場所だ」 京太郎「楽しめる?まあ、そろそろ行くから向こうで会おう」 カピー「パカパカ(ああ。向こうでな」 ーーーーーー 朝 トシ「二回目の東京になるけどあまりはしゃいだりしないこと」 豊音「大丈夫です」 トシ「あんたが一番心配なんだがね」 豊音「あぅ…ほ。本当に大丈夫だよ!」 塞「そうです、二回目だから豊音も興奮しませんよ」 豊音「そうだよ、二回目だから…馬鹿にしてる?」 塞「し、してないよ」 エイスリン【漫才の絵】 胡桃「そこ、はしゃぎすぎ!」 白望「ダルい…」おんぶされている 京太郎「シロ、熱いんだが」している 白望「大丈夫…」 昼1. トシ「個人戦の確認はしておくんだよ。あと部屋に女を連れ込まない事」 京太郎「大丈夫ですよ。間違いなんて起こしません」 トシ「そうだといいんだけどね…」 ーーーーーーー ホテルB 京太郎「ここがホテルBか」 咲「京ちゃん!」 京太郎「おう、咲じゃないか。咲もこのホテルなのか?」 咲「うん。今さっきついた所で皆いるよ!」 京太郎「俺も今ついた所だ」 咲「そうなんだ…部屋はどこなのかな?」 京太郎「…秘密だ」 咲「えっ?」 京太郎「あれだ。元とは言え、遠征してる女の子が男子学生の部屋に来るのは不味いだろ」 咲「そ、そうだけど…」 京太郎「それに咲に教えたら皆がきて大変な事になるからな」 咲「う…だ、大丈夫って言えない」 京太郎「だろ。ごめんな」 咲「うんうん、私の方こそごめんね。何かあったらまた連絡してね」 京太郎「おう。その時はまた連絡するから」 部屋 カピー「パカパカ(良かったなあったのがあの女で」 京太郎「どう言う事だ?」 カピー「パカパカ(猫と影、龍が二人…極めつけが絶望ときたものだ。主は罪作りな男だ」 京太郎「よくわからないんだが…」 カピー「パカパカ(ふん…まあいい。シャワーでも浴びてこい、汗臭いぞ」 京太郎「お、おう」 京太郎「誰かに東京なうと送ってみよう」 京太郎「妹尾さんに送ってみよう」 From 妹尾佳織 わたしもさっき東京につきました! 京太郎「そうなのか…会場で会えるといいですね…と」 From 妹尾佳織 はい!明日の個人戦頑張ってくださいね! 京太郎「頑張りますと…なんか心温まるな」 ーーーーーーーー 昼2. 京太郎「三日かけてやるのか…女子の試合と重ならないといいんだがな」 京太郎「皆と合流しとこうかな」 ーーーーーー Aホテル 京太郎「こっちのホテルも豪華なんだな…今更だが皆に連絡してみるか」 京太郎「塞からメールが届いた…スカイツリーにいるのか……まあ、明日が個人戦だし仕方がないか。それに昼1の時にお誘いのメールが来てたしな」 ??「あれは…」 爽「き、京太郎君!」 ダッダッダ…走ってきて 京太郎「さ、爽さんどうしてここに?」 爽「わ、私はここに泊まってます…はぁ…京太郎君はなんでここにいるの?」 京太郎「ああ…宮守の女子がここに泊まってるから何処かに出かけないかなと思って…」 爽「じ、じゃあ、今は暇なのかな?」 京太郎「まあ、暇ですよ」 爽「それじゃあ私とデートしてください!」お辞儀をして手を前にだし 京太郎「……」 京太郎「こんな俺でよければ…ただし変な事は無しですよ」 ギュ…手を握り 爽「や、やった!変な事なんか絶対にしない!手を繋いだだけでもう幸せだから!」嬉しそうに手をみていて 京太郎「それで何処に行くんですか」 爽「えっと…」 爽「会場でも見に行こう」 京太郎「会場ですか?」 爽「うん。そうしたら京太郎君にも迷惑がかからないし、私も下見になるから」 京太郎「…優しいんですね」 爽「京太郎君にだけだよ。私は君が好きだから。その為ならこれくらい当たり前」ニコ 京太郎「ば、馬鹿にしないでくださいよ。ほ、本気にしますよ!」カァァ 爽「本当なんだけどな…」 会場 京太郎「……改めて選手としてくると何時もと違って見えるな」 爽「来た事があるの?」 京太郎「まあ…プロの試合を観戦した事があるんです」 爽「そうなんだ…私は初めてだから緊張してる」 京太郎「皆が同じですよ。俺も緊張します」 爽「…余裕そうにみえるけど?」 京太郎「たまたまですよ、偶々」 理沙「京太郎!」 スタスタ…歩いてきて 京太郎「あれ、なんでいるんですか?」 理沙「打ち合わせ!」 京太郎「そうなんですか…お疲れ様です」 爽「あ、あの…此方の方って…」 京太郎「ああ、俺の知り合いの野依プロ。こっちが友達の獅子原爽さんです」紹介して 理沙「よろしく!」ぷんすか 爽「こ、こちらこそ!」 理沙「デート?」 京太郎「そうとも言うかな。まあ、会場の下見にきたんです」 理沙「私も今度!」 京太郎「はい、また機会があったら行きましょう」 理沙「うん!」 ギュ…握る手が強くなり 京太郎「爽さん?」爽の方を向き 爽「ふ、二人はどんな関係なんですか?」笑顔が怖い 京太郎「えっと…」 理沙「姉弟!」 爽「えっ?」 京太郎「その、昔お世話になってたんですよ」 爽「そ、そうなんだ…変な勘違いしてごめんなさい…」 理沙「大丈夫!」 京太郎「よく聞かれますから気にしてませんよ」 夕方 爽「今日はありがとう」 京太郎「あれ、もういいんですか?」 爽「うん。十分楽しかったし…何より一緒に居れたから」 京太郎「っ!」カァァ 爽「あっ、できれば少しだけ屈んでもらっていいですか?」 京太郎「屈む?こうですか?」 爽「ありがとう…愛してます、京太郎君」 チュ… 京太郎「えっ?」 爽「明日、絶対に応援に行きます!」 ダッダッダ…走り去って行き 京太郎「………真剣にどうしよう」 ーーーーーーーーー 夕方 京太郎「……何をしようかな?」 京太郎「少し頭を冷やしてからホテルに戻ろう」 京太郎「出会いが強烈だったから余計にギャップを感じるのか?」考え事をしていて バタ…ぶつかり やえ「痛っ!」 京太郎「す、すいません、大丈夫ですか?」 やえ「大丈夫…なんともないから」平気そうにして 京太郎「なら良かった…本当にすいませんでした」改めて謝罪 やえ「次からは気をつけて」 京太郎「はい!」 夜1. 京太郎「ホテルの近くまでもどってきたな」 京太郎「晩御飯を食べるか…どこで食べようか?」 ラーメン屋 京太郎「スープのにおいに釣られて入ったけどどうなんだろう?」 ガラガラガラ… メガン「おや、京太郎じゃないデスカ!」 京太郎「えっ?あっ、ダヴァンさん、お久しぶりです」 メガン「はい、合宿いらいデスネ」隣に座り 京太郎「ダヴァンさんもラーメンを食べに?」 メガン「イエス!ここのラーメンは最高デス!」 京太郎「なら俺の勘は当たってたのか」 メガン「そうデスネ…この店を選ぶとはいいセンスデス!」 京太郎「ありがとうございます」 ーーーーーーーーー 食事風景キングクリムゾン! ーーーーーーーーー 食後 ダヴァン「そう言えば京太郎は明日から個人戦でしタネ」 京太郎「はい。なんで知ってるんですか?」 ダヴァン「……ハオ達が応援すると張り切ってマシタ」 京太郎「そ、そうなんですか」 ダヴァン「…私が言うのも変ですが、最近になってハオ達が異常に強くなりマシタ」 京太郎「強く?」 ダヴァン「はい。京太郎、気をつけて下サイ」 京太郎「何を気をつけるんですか?」 ダヴァン「わたしはまだラーメン友達を失いたくないデス…それじゃあ、明日は頑張ってくだサイ」 スタスタ…歩いて行き 京太郎「一体どう言う事なんだ?何が起ころうとしているんだ」 夜2. 京太郎「明日は個人戦だ!」 京太郎「ダッツと明日の昼飯用にカロリーメイト…他は…」 恭子「だから謝ってるやろ!」 京太郎「なんだ?こんな夜中に喧嘩か?」外の方をみて チンピラA「誰も言葉での謝罪なんて求めてない!金だせ、金」 恭子「た、たかが当たっただけでお金を要求とかおかしいやろ!」震えていて チンピラA「言わしておけば!」手を振り上げて 恭子「ひっ!」座り込み バシ… 京太郎「女に手を出す屑は何をやられても後悔しないよな?」思いっきり投げ飛ばす バン! チンピラA「ひっ、ヒーー!」逃げて行き 京太郎「大丈夫でしたか?」 恭子「…あ、ありがとう…」泣いていて 京太郎「知り合いのピンチに駆けつけないと男が廃りますよ」ワハハ 恭子「なんやそれ…」 京太郎「ホテルまで送って行きますよ。ここら辺なんでしょ?」 恭子「あそこやけど…あのその…腰が抜けてて…」 京太郎「おんぶするから大丈夫ですよ」 恭子「で、でも汗臭いし…」 京太郎「俺の方が汗臭いですから」 恭子「し、知らんからな」 ギュ… 京太郎「はいはい」おんぶして歩いて行く ホテルC前 恭子「ここでいい…ありがとうございました」降りていい 京太郎「俺の方こそ汗臭かったでしょ、すいません」 恭子「いや、あの…別にそんな事は無かったで」 京太郎「それなら良かった。もう遅いのでおれはこれで…」 恭子「ま、待ち!おれ、お礼はなにがいい?」 京太郎「はっ?」 恭子「だから助けてくれたお礼や!」 京太郎「いらないですよ」 恭子「そんな事聞いてない。はよいい!」 京太郎「……」 京太郎「なら今度麻雀でもしましょう」 恭子「はっ?」 京太郎「合宿の時に言いましたよね。俺は貴女とも打ってみたいと」 恭子「いや、うちみたいな凡人と…」 京太郎「本当の凡人は凡人だと言わない…これも前に言ったな」 恭子「…なら明日の夜にこのホテルで麻雀や」 京太郎「わかりました。それじゃあ」 恭子「うん」 ーーーーーーーーーーー 就寝前 京太郎「爽さんからメールか…」 From 獅子原爽 今日はありがとうございました!また一緒に何処かに行けたら嬉しいです 京太郎「……また機会があれば行きましょうと」 From 獅子原爽 はい! 明日は抽選会が終わったらすぐに席をとりにいきます! 京太郎「席をとるって…男子個人なんてあんまり人気ないから大丈夫ですよ…と」 From 獅子原爽 それでも京太郎君が一番よく見える場所で観たいから。 もう夜も遅いのでおやすみなさい。 メール、一番下 愛してます、京太郎君。 今日は本当にありがとう。 京太郎「……」 カピー「パカパカ(情にほだされたか?」 京太郎「いや、どうしようかなって…」 カピー「パカパカ(私との約束を覚えているか?」 京太郎「重婚するってやつだろ」 カピー「パカパカ(そうだ。手始めにヴリトラを抱けばいいだろ」 京太郎「あのな……そんな簡単にして良い行為じゃないんだぞ」 カピー「パカパカ(押しに押されて、心を許しそうになってるのにか?」 京太郎「そ、それは…」 カピー「パカパカ(まあいい、主が決める事だ。優しさを振りまいたんだ、それだけの覚悟はしておけ」 京太郎「……わかってるさ」 ーーーーーー 爽「抽選会が早く終わるといいな…」ジタバタ ??「また例の彼ですか?」 爽「うん…今日、デートしたんだ」 ??「進展しましたね」 爽「うん…でもまだ大切な事を知らない気がするから油断はできないかな」 ??「…羨ましいです。私もそんな恋がしたいですね」 爽「由暉子もご主人様を知れば恋する」 由暉子「お断りします。私は他人の思い人に手は出しません」 爽「流石、ポスト瑞原はやりを狙ってるだけの事はあるね」 早朝 京太郎「よし、目が覚めた」 京太郎「朝ご飯を食べに行くか」 京太郎「モスでも買って会場入りしとこうかな」 会場 京太郎「何処で食べようかな」 良子「京太郎!」 京太郎「あっ、良子義姉さん。おはよう」 良子「グッモーニン。いよいよ、今日ですね」 京太郎「まだ予選だけどね」 良子「それでも私達は楽しみにしてます」 京太郎「期待に応えられるかわからないけど…全力でいくよ」 良子「はい。それでこそ私達の弟です」ニコニコ 京太郎「……なあ、義姉さん」 良子「どうしました?」 京太郎「もし俺が義姉さんの事を……いやなんでもない。義姉さんも仕事頑張って」 ダッダ…走り去る 良子「……私は貴方の考えを尊重しますよ」ボソ… ーーーーーー 京太郎「一体、俺は何を言おうとしたんだ…」 会場 京太郎「何処で食べようかな」 良子「京太郎!」 京太郎「あっ、良子義姉さん。おはよう」 良子「グッモーニン。いよいよ、今日ですね」 京太郎「まだ予選だけどね」 良子「それでも私達は楽しみにしてます」 京太郎「期待に応えられるかわからないけど…全力でいくよ」 良子「はい。それでこそ私達の弟です」ニコニコ 京太郎「……なあ、義姉さん」 良子「どうしました?」 京太郎「もし俺が義姉さんの事を……いやなんでもない。義姉さんも仕事頑張って」 ダッダ…走り去る 良子「……私は貴方の考えを尊重しますよ」ボソ… ーーーーーー 京太郎「一体、俺は何を言おうとしたんだ…」 結果 Aブロック 二回戦 下の四チームで試合をして上位二チームが準決勝進出 清澄 龍門渕 姫松 臨海 阿知賀 準決勝確定 白糸台 準決勝確定 Bブロック 結果 千里山と永水はシードの為二回戦で戦えないのでコンマが大きい千里山が準決勝確定 下の四チームで試合をして上位二チームが準決勝進出 永水 有珠山 宮守 新道寺 千里山 準決勝確定 鹿老渡 準決勝確定
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戦闘時の武器使用 まどうしのつえ まふうじのつえ ねむりのつえ さざなみのつえ ふっかつのつえ さばきのつえ いかずちのつえ けんじゃのつえ ゆうわくのけん くさなぎのけん いなずまのけん ふぶきのつるぎ らいじんのけん おうじゃのけん
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選択するサーバはあっていますか?(www1,www2,www3など) もし分からない場合、メールでお問い合わせください。
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ここ最近、思うことがある。それは、澪のことだ。 最近の澪は、元気がないというか暗い気がする。 でも、話す時は普通だ。あたしの気のせいなのかな・・・? 「お。今日は珍しく早いんだな」 からかうように笑う澪。いつも通りの表情。やはり気のせいなのだろうか。 「今日は目が覚めてな~。じゃあ、行こうぜ」 「うん」 歩き出すあたしと澪。ちらりと横目で澪の表情を伺う。 「ん?どうかしたか?」 「いや、なんでもない」 「変な律」 あたしに気づくまでほんの数秒だったが、表情が暗かった。気のせいってわけではなさそうだ。 でも、澪にだって話せないこともあるだろうし、あたしからは言わないことにした。澪から言うのを信じて待つしかないと思ったからだ。でも、みんなには相談した方がいいかな・・・。 放課後。澪は日直な上、掃除当番っていう鬼畜な重なり。お疲れサマー。あたしは、唯達に言ってみることにした。 「なあ、みんな。聞いてくれないか?」 「なになに~?どうしたの~?」 「何かしら?りっちゃん」 「何ですか?律先輩」 「澪のやつ・・・最近暗くないか?」 あたしだって、澪を良く知ってるつもりだが、全てを知ってるわけではない。唯たちなら何かわかるかもしれない。 「う~ん・・・。言われてみれば、最近元気ないような・・・」 「そうね・・・。いつもの澪ちゃんに比べたら、元気ないというか・・・。なんというか・・・」 「言われて見ればそうですね・・・。何かあったんでしょうか」 「あたしもそう思ってるんだ。心当たりがないかと思ってな・・・」 「私らより、りっちゃんの方が知ってるんじゃない?」 まあ、やっぱりそうなるよな。 「何かわかったら教えてくれ」 「うん!」 「えぇ、わかったわ!」 「はい!」 ドアが開く。 「妙に盛り上がってるな。どうしたんだ?」 澪が掃除当番と日直の任務を済ませ、部室へ来た。 「今日のお菓子についてね~。みんなが揃うのを待ってたのよ~。私だって知らないのよ~」 「サプライズなお菓子か・・・。なかなかやるな」 ムギまで中身を知らないとなると、ほんのちょっぴり怖くなってくる。 「中身なんだろ~。開けていい?」 「いいわよ~」 唯が箱を開け、中身オープン。今日のお菓子は・・・。 「レアチーズ・・・だと・・・?」 円型のレアチーズケーキ。不○家にありそうだが、ムギが持ってきたものだ。不○家とは一味も二味も違うだろう。 「おいしそ~♪」 目をキラキラ光らせる唯。 「れ、練習が先です!!」 食べたいという願望をがんばって押し殺そうとしてる梓。そこにあたしは、 「ほぅ?良いのか?無くなっちまうかもよ?」 とからかってみる。 「むぅ~・・・」 レアチーズとにらめっこする梓。我慢するな、お前も今すぐ食いたいだろうに。 そして、澪へと視線を変える。 「・・・・・」 どこか寂しそうな表情を浮かべていた。もし、これが作詞とかの案作りだったら覚えてろ。 でも、そんな表情とは到底思えなかった。 「澪?」 「あ、律か・・・。どうしたんだ・・・?」 「それはこっちのセリフだ。最近どうしたんだ?妙に元気ないじゃないか」 「ああ・・・ちょっとな。いろいろあってさ・・・」 やはり、何かがあった。でも、澪はその「いろいろ」を教えてくれなかった。 「今は言えない・・・。ごめん」 「仕方ないって。澪にも言えないことの一つや二つ・・・・あるもんな」 「・・・ごめん」 「謝るなよ~。澪は何も悪いことしてないだろ~」 「いつか話すから・・・。だからそのときまで・・・」 「わかってるよ。あたしは元よりそのつもりだし」 「・・・ありがとう」 あたしにも言えないこと・・・なんだろうな。かえって気になるけど、そこは押さえよう。 その日は、何回か音を合わせて終了となった。レアチーズとの対決が長引いたためだった。 帰り道に、澪とムギが体重について苦悩したのは言うまでも無い。 あれから数日が経った。 澪が「いろいろあったこと」をあたしに話していないのは言うまでも無い。 でも、あたしたちは普通だった。ただ、動けば脂肪にならないのよ!と澪ムギが一段と気合入っていたくらいだろうか。 体育の時間は、二人とも太らないようにと必死に走っていた。ちなみに、今やってるのはバスケだ。 放課後。部室へ行こうとするあたしを澪が止めた。 「ちょっと、待ってくれないか?」 「どうした?」 「律に・・・話したいことがあるんだ・・・」 「じゃあ、私達は先に行ってるね~。いこ?ムギちゃん」 「えぇ。じゃあ、部室で待ってるわ。二人とも」 唯とムギは先に部室へ行ってもらうことにした。梓にも言っておくらしい。 「で、話ってなんだ?」 「今まで、ずっと話せなかったことだ・・・」 「ああ、あれか」 数日前に交わした会話を思い出した。 「やっと・・・話せる決心がついたから・・・」 「ああ・・・」 それでも、緊張してる様子の澪。あたしには見守ることしか出来なかった。 「実はな・・・私・・・」 「ん・・・?」 「り、律のことが・・・好きだったんだ・・・」 「え?」 思考停止するあたし。澪があたしに告白してきたからだと思われる。 「え~・・・。あ~・・・」 状況を整理しよう。 数日前、澪が寂しそうな表情をしていた。あたしがなぜ?とたずねると「今は言えない」と言っていた。そして今日。ようやく話す決心がついた澪は、部室へ行こうとするあたしを止めた。そして、あたしに放った一言。 『り、律のことが・・・好きだったんだ・・・』 おk、わかった。要するにだ。あたしは愛の告白をされたわけだ。誰でもない幼馴染の澪から。 思考停止していた脳が再起動した。 「律がよければ・・・付き合ってほしいんだ・・・///」 顔を真っ赤にして言う澪。 「それが、前に言ってた「いろいろあって話せなかったこと」か?」 「う、うん・・・」 こいつの思ってたことが大体分かった気がする。 「なるほどな~。アレだろ、あたしにフラれるのが怖いとか思ってたんだろ?」 「当たり前だろ・・・。それで話なさなくなったら・・・」 「お前な・・・。少しはあたしを信頼してくれよな」 「律・・・」 「なんで、澪と話さなくなるんだよ。いつからの仲だ?あたしらは」 「小4だけど・・・」 「そう、その時から築いてきた友情をそんな簡単に崩すほどやわなりっちゃんじゃないぜ!」 「う・・・うん」 少し安心した様子の澪。あたしも言うとするかな。 「返事・・・しなくちゃな」 「う・・・」 下を向いて不安そうにする澪。・・・まあ、わからなくもないけども。 「いいよ。あたしも澪のこと・・・好きだったからさ・・・」 澪に告白されて、やっと自分の気持ちがわかった。あたしも、澪が好きだったんだ。 「本当・・・なのか・・・?」 「武士に二言は無い!!」 「ふふ・・・wwwお前、いつ武士になったんだよ・・・www」 「・・・まあ、これからもよろしくな!澪!!」 「ああ!よろしくな!律!!」 すっかり元気になりやがって・・・。こっちは心配しまくりだったんだぞ? 「なあ、律」 振り向くあたし。 「なんだ?まだ話があるのか?」 すると、途端に澪があたしに飛びつき、唇を合わせた。ファーストを奪われてもうた。 「ちょ!?澪!?」 「じゃあ、部室に行こうぜ!みんな待ってるぞ~!」 「おい!ちょっと待てって!!」 逃げるように部室へとかける澪。あたしは、澪とならどんな困難も越えられる。そんな気がした。根拠なんかはないさ。そして、澪を守ってやる。あいつは繊細だからな。しっかり、守ってやらないとな!なんたって、澪を守れるのは、あたしだけなんだからな!! おわり 良かった。親友の勇気のある告白に誠意を持って答えたりっちゃんいいですよね!これからも仲良くしてもらいたいですねw次回作期待してます。こういうのは初めてなので、どういう風にコメったらいいかわからなかったんですけど、変な文で申し訳ないです -- りっつん(仮名) (2011-09-06 22 39 15) いいですね! SSを見てて思ったのはSSの作者はなんで こんなにリアルな作品をかけるのか不思議でなりません! 次の作品にも期待してます! -- starlight (2011-11-26 21 43 27) 名前 コメント